未脱獄であってもTrollStore環境でアプリに対して脱獄アプリを適用できる「RootHide Bootstrap」のアップデートが行われ、「RootHide Bootstrap 1.4」がリリースされています。
今回のアップデートでは脱獄アプリやTrollStore関連などを非表示にする機能が追加された模様です。
RootHide Bootstrap 1.4
RootHide氏による「Bootstrap」のアップデートが行われ【Bootstrap 1.4】がリリースとなっています。
アップデートはBootstrap 1.4をインストール後、デバイス再起動&「Bootstrap」ボタンから環境へ戻っていただくことで可能。

更新内容
- 問題のある脱獄アプリがdpkgの障害を引き起こすのを回避するため、UICacheを改善
- 脱獄アプリやTrollStoreアプリに対してvarCleanを自動実行するように
- 「全ての脱獄 / TrollStore関連アプリを非表示にする」ボタンを追加
- varをクリーンに保つため、prefs-hookを再実装
- RootHide Managerアプリを同梱
- 同梱されているSileoを更新
全ての脱獄 / TrollStoreアプリを非表示にする
今回のアップデートでは「Hide all jailbroken/trollstore apps(全ての脱獄 / TrollStore関連のアプリを非表示にする)」機能が追加されています。
こちらを実行すると、インストールされている脱獄関連 / TrollStore関連のアプリが全て隠され、TrollStoreなどを検知して発動するタイプの対策も回避できる場合があるようです。
使い方としてはBootstrapアプリから「設定」項目を開き、「Hide All JB/TS Apps」ボタンをタップ、警告アラートから「Hide」を選択して実行となります。


また、非表示の解除方法(元に戻す方法)としては、Bootstrapアプリも非表示になるため、TrollStore Helperアプリから「Refresh App Registrations」を実行。
再表示されたBootstrapアプリを起動するとアラートが出現するので「YES」をタップして完了。


そのため、「Hide All JB/TS Apps」を実行するには「TrollStore Helperをヒントアプリなどに割り当てていること」が条件となっています。
割り当てていない場合、TrollStoreのSettingsタブから「Install Persistence Helper」にて、Tips(ヒントアプリ)などに割り当ててあげましょう。

インストール or アップデート
RootHide Bootstrapの各種コード類はGithubにて公開されており、IPAファイルは【Bootstrap.tipa】からダウンロードが可能。TrollStore経由でインストールしてあげましょう。
また、以下ボタンからTrollStoreにて直接IPAファイルのダウンロード&インストールも可能です。
〆
RootHideやDopamineでも同様に「TrollStoreまで隠す機能」の追加や改善が実施されていましたが、今回Bootstrapでも追加となっています。
先日、一部海外の銀行系アプリがApp Storeの規約に違反した仕様でTrollStoreアプリを検出しているのではないかとの報告が出ていましたが、その対策を回避することも目的の一つとなっている模様です。
コメント
アプデしたら一部のTweak設定リセットされるな
気のせいかもしれませんがアプデ後少し重くなったような…?
xs、16.2もアプデ後重くなったので戻したら軽くなりました🤔
全く別話で申し訳ないのですが、jbunc0ver.comのやつでホントに18.4いけるのかなぁ。テスト端末あったら試したいのだが、いっそ柱になるか悩むなぁ