先ほど「iOS 18.3.2 / iPadOS 18.3.2」のSHSHが発行終了となりましたが、同時に「iPadOS 17.7.5」、「iOS 16.7.10 / iPadOS 16.7.10」、「iOS 15.8.3 / iPadOS 15.8.3」もSHSHが発行終了となっています。
一斉にSHSH終了のように見えますが、それぞれ先週に新バージョンへのアップデートが行われていたため、通常の動きという感じでしょうか。
SHSHの発行が終了
本日は、先週の「iOS 18.4 / iPadOS 18.4」リリースに伴う「iOS 18.3.2 / iPadOS 18.3.2」のSHSH終了発行が行われていましたが、更に以下のSHSHも発行終了となっています。
- iPadOS 17.7.6リリースに伴い、iPadOS 17.7.5のSHSH発行終了
- iOS 16.7.11リリースに伴い、iOS 16.7.10 / iPadOS 16.7.10のSHSH発行終了
- iOS 15.8.4リリースに伴い、iOS 15.8.3 / iPadOS 15.8.3のSHSH発行終了
ちなみに、それぞれ新バージョンのリリースから1週間後での前バージョンSHSH発行終了となっており、一気に発行終了となってびっくりしちゃいますが…個別に見ていくといつも通りの猶予期間という感じでしょうか。
SHSHが発行終了するとどうなる?
「iPadOS 17.7.5、iOS 16.7.10 / iPadOS 16.7.10、iOS 15.8.3 / iPadOS 15.8.3へのアップグレード、ダウングレードを含む全ての復元が出来ない」という事になります。
これらのファームウェアを手動で選択してiOSの復元を行おうとしても、SHSHが発行されておらず認証が出来ないため『不明なエラー(3194)』が発生し、復元が失敗します。
そのため、今後はSHSHが発行されているバージョンへの復元・更新にのみ限定されることとなります。

脱獄などへの影響は?
脱獄に関しては「Dopamine」にてiOS 16.5 / 16.5.1 / 16.6.1まで脱獄が可能(対応バージョンはデバイスにより異なる)となっており、今回のSHSH発行終了での大きな影響はありません。
また、A11以下のデバイスについてはPalera1nにてそれぞれの最新バージョンまで脱獄可能となっており、大きな影響はありません。
SEPに関して
iOS 16.x以降はすべてFuturerestoreがSEPを正常に扱えず、更に新仕様に未対応な状況となっているため、使用できない状況が続いています。
その他について
misaka / TrollStoreに関しては「iOS 16.6.1 / iPadOS 16.6.1」までインストール&使用可能、TrollStoreについては「iOS 17.0 / iPadOS 17.0」まで使用可能となっています。
SparseRestoreに関して
【Nugget】を使用することでiOS 18.1以下であれば使用可能。また、iOS 18.1.1 / iOS 17.7.2でも一部カスタマイズ(シャッター音無音化やApple Intelligence有効化など)は適用可能となっています。
ただし、iOS 18.2 / 17.7.4以降では完全に修正が入っており、SparseRestoreを利用したカスタマイズはごく一部(デーモンの無効化など)を除き使用不可となっていますのでご注意ください。
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