ファイルマネージャー「Santander」のMacDirtyCow版が登場、iOS 16.1.2以下の未脱獄環境で使用可能

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iOS 16.1.2以下で使用可能なExploit「MacDirtyCow」を利用してNoCameraSoundWDBFontOverwriteなどのアプリがリリースされていますが、新たにファイルマネージャーが登場

全く新規のファイルマネージャーというわけではなく、脱獄版やTrollStore版などもリリースされているSantanderの…MacDirtyCow版となっています。

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MacDirtyCow版Santander

今回リリースされたのはファイルマネージャーである【Santander】のMacDirtyCow版となっており、iOS 16.1.2以下であれば未脱獄環境でも利用可能ということに。

Exploit「MacDirtyCow」を利用するとファイルの書き換え等が行えるため、この機能をSantanderに組み込んだものになります。

release-santander-file-manager-macdirtycow-jailed-ios1612-2

アクセス制限がある

ただし、全てのファイルにアクセス出来るというわけではなく、アクセスできないディレクトリなども多く存在します。
例えば「/System」にはアクセスしたりファイル変更が出来ますが、「/Applications」は不可…といった様な感じです。

release-santander-file-manager-macdirtycow-jailed-ios1612-3

MacDirtyCowの特性上、一時的なファイル変更

Exploit「MacDirtyCow」の特徴として「ファイル変更は一定時間後にもとに戻される」という仕様が存在します。
そのため、例えば「/System」以下のファイルを書き換えたとしても、数分〜30分程度で純正ファイルに戻される場合が多いです。

ただし、キャッシュファイルもしくはキャッシュされるファイルに関しては、更新されるまでは有効なため、基本的な使い方としては…キャッシュ対象のファイルを変更するのがオススメ。
ファイルにもよりますが、こちらであればかなり長い間元に戻されず、変更され続ける場合も多くあります。

インストール方法

MacDirtyCow版Santanderは【GitHub – mineek/SantanderMacDirtyCow】にて公開されており、IPAファイルは【Santander.ipa.zip】よりダウンロードが行なえます。

ZIP圧縮されていますので、解凍することで「IPAファイル」が出現。
あとはIPAファイルをAltStoreTrollStoreからインストールしてあげれば…完了です。

MacDirtyCowの仕様上、使い方を工夫する必要はあるのですが…結構色々と出来ちゃったりするようです。
とはいえ、あまり変な使い方をすると危ない部分もありますので、十分にご注意ください(MacDirtyCowなので比較的安全とは言え…です)。

コメント

  1. 最近MacDirtyCow界隈盛り上がりすぎ

    • そうですねw

  2. これでDybamic Islandがいろんなデバイスで使えますねw

    • Dybamicってなんやねん。キーボード恨むぞ

  3. これって、フォントも変更出来ますかね?キャッシュだからいけそうな気が…

    • ヒラギノ丸ゴが使いたくて試してみましたが文字化けでだめでした。
      誰かフォント変更成功した方いらしたら教えていただきたいです。

      • 当方、iPhoneXS iOS16.1.1で、Fontsフォルダのrename、置換が不可な挙動だったのですが出来ましたか?

        • 結局、santanderでは不可でしたが、wdbfontoverwrite ver1.10.3にて無事丸ゴに変更出来ました。xinaa15では、webkitまで変更出来ていなかったので、久しぶりにsantaさんのサイトを丸ゴで見れて嬉しいです。

          • 詳しくご教示いただけるとうれしいです。
            自力では無理でした。

      • たぶん再現できると思いますが、どうしましょ?

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