前回、Exploit「MacDirtyCow」を使用し、未脱獄状態でもロックアイコンをTrollFaceに変更する…PoCアプリがリリースされていましたが、本日…新たなPoCアプリが登場!
新たに登場したのはシステムフォントを変更するPoCアプリとなっており、本Exploitの今後の展開に期待が膨らむアプリに…。
WDBFontOverwrite
MacDirtyCowというExploitは、前回ご紹介した通り…一時的に任意のファイルを上書きすることが出来る物です(他にも色々とありますが)。
そんなMacDirtyCowを使用したPoC(概念実証)アプリとして、新たに【WDBFontOverwrite】がリリースされています。
こちらを使用すると、以下のようにシステムフォントを変更することが出来ちゃいます。
また、「iOS 15.0〜15.7.1」&「iOS 16.0〜16.1.2」で使用することが可能です。
あくまでPoC
ただし、あくまでPoCなので好きなフォントへ変更…ではなく、用意されている4つの選択肢から選ぶという形式です。
選べるのは全て英語フォントとなっているため、基本的に日本語はうまく変更されません。
今回は「Choco Cooky」というフォントを選択していますが、こちらにはひらがな・カタカナは含まれているため、以下のように漢字以外は適用される状態となります。
(追記:第一言語を英語にする必要があります)
元に戻したい時は再起動
Exploit「MacDirtyCow」の特徴として、ファイル変更は一時的に過ぎず、一定時間が経過するか、デバイスを再起動することで元のオリジナルファイルへと戻ります。
iOSの場合はキャッシュがある関係で、元に戻したい時はデバイスを再起動するだけでオーケー。
使い方
使い方も非常に単純で、「WDBFontOverwrite.ipa」よりIPAファイルをダウンロードし、AltStoreなどからインストールをしてあげます。
あとは、インストールされた「WDBFontOverwrite」アプリを起動し、適用したいフォントを選択してあげましょう。
〆
いやぁ…すごい…。
何かしら別の展開があったりするのかなぁ…とは思っていたりはしましたが、実際にこんなに早く新たなアプリが出てくるとは…。
もちろんPoCなので、まだ「これは出来るかな?」という手探りな雰囲気もあり、出来ることは少ないのですが…こりゃあ…今後の展開がより楽しみに…!
コメント
オマ環かもだけどカタカタ変わんないな
自分もそんな感じです、やり方があるんですかね?
14.8でフォント変更tweak使ってますが、入力画面は変わりません。
第一言語を英語にすれば変わると思います
脱獄したての時はフォントいじりがちだけど、結局デフォルトが一番見やすいことに気づく
自分は硬いフォントが嫌いなので、柔らかい感じのフォント使ってます。
TrollStoreが広く対応してくれれば…特に15.x全般
だから無理だって
ほっとけ
16.2以上の方は15.6 RCに復元→Delay OTAで16.1.2に行けます
希望が全くないよりマシなので…
なんならそれで16.0.2に復元しましたw
記事とは関連はありませんが質問失礼します、palera1n環境で入れたtweakのDebファイルの保管場所はFilzaなどでは何処にあるのでしょうか?
?脱獄の種類関係ないでしょ?
基本的にdebファイルは保存されておらず、キャッシュとしてインストール時に一時的に使用されその後削除されます。
そのため、インストール後にFilzaなどから…というのは、あまり現実的な方法ではないかなと思われます
第一言語を英語にしないとって事はあんまりまだ実用性ないですよね?
そもそもがPoCですので、実用性という部分で言えば皆無なのかな…と個人的には思います