本日【iOS 15.0】&【iPadOS 15.0】がリリースされ、前回Checkra1nでの脱獄が不可…ということを確認しました。
ということで…もう一つ気になる「SEP互換性」に関しても確認していきたいと思います。
iOS 15.0のSEPは…
互換性に関して先に結論を述べてしまうと、iOS 15.0のSEPは、iOS 14.3を含むiOS 14.0〜14.8と互換性がある!ようです。
実際にiPhone SEをiOS 15.0のSEP&ベースバンドを使用し、iOS 14.3へFuturerestoreで復元してみました。
結果としては、特に大きな問題はなく、いつも通り復元が完了。Touch IDなどの動作も問題ないようです。
*iOS 15.0はまだCheckra1nでの脱獄が行えないため、実行はiOS 14.8からとなっています。
A11デバイスではFuturerestoreが使えない
ただし、現在の最新版である「Futurerestore v194」では、A11デバイス(iPhone 8 / Xなど)以降でiOS 15.0 SEPを使用することができない問題が発生しています。
実行すると「使用されているSEPのiOSバージョンにはSHSHが発行されていない」とのエラーが出てしまい、その時点で動作が停止します。
組み込まれているtsscheckerの問題
このエラーはSHSHを取得・保存するためにも使用される「tsschecker」の問題で、iOS 15.0への対応が出来ていないバージョンのtsscheckerがFuturerestoreに組み込まれているために発生しています。
tsschecker自体の修正はblobsaverで行われているのですが、まだ単体としては修正が入っておらず、ソース等も公開されていません。
それほど遠くない内にtsschecker自体も修正が入るとは思いますが、とりあえずはそちらを待つ必要があります。
Futurerestoreのアップデートも必要
また、tsscheckerの修正が完了した後、Futurerestore自体のアップデートも必要になります。他に問題が出ていなければ…このステップについてはそれほど大変ではないのかな…と予想。
ただ、ビルド済み実行ファイルに関しては、もしかしたらリリースが少し遅れる可能性はあります。この辺りは今後の報告待ちです。
Futurerestore GUIは?
コマンド不要でFuturerestoreを使用できる「FutureRestore GUI」ですが、こちらも実際にはFuturerestoreが使われていますので、同様の問題が発生します。
Futurerestore自体のアップデートが来たら、FutureRestore GUIも使えるようになるはずです。
〆
事前情報通り…iOS 15.0時点ではiOS 14.xとSEP互換性があるということになります。ただ、Futurerestoreやtsscheckerがまだ対応されていないので、この辺りは注意が必要です。
とは言え、Appleの説明が正しければ…iOS 14.x系はiOS 15.xとは別にアップデートが提供されるそうなので、すぐに大きな問題が…ということは無いのかなと思います。
それまでにFuturerestoreやtsscheckerが対応されればイイや…という感じでしょうか?
コメント
SANTAさん復元の人柱し過ぎてFuturerestore慣れしてますねw
いつもありがとうございます
今iphone12新品で買ったらios(14.x)最新バージョンが入ってるんですかね
Appleで買えば結構新しいiOSかもですね。キャリアや量販店なら在庫の古さにもよるとおもいます。
キャリアで買うと結構古いバージョン渡されがち
お二方ありがとうございます
参考になりました
オークションとかで新品で古いバージョンが売っている。12のパープル以前のモデルだと、シリアル番号から製造日がわかるのでそこから推測できる。