本日【iOS 15.0】&【iPadOS 15.0】の正式版がリリースされましたので、実際に「iOS 15.0はCheckra1nで脱獄可能なのか?」を確認してみました。
結果としては…Checkra1nをご使用の場合は、iOS 15.0へのアップデートは行わずに待機してください。
iOS 15.0は脱獄出来る?
いつも通り、A11デバイスであるiPhone XをiOS 15.0へアップデートし、checkra1n 0.12.4にて脱獄を行ってみました。
出来ない!!
現在の最新版【checkra1n 0.12.4】では、iOS 14.5までの正式対応となっているため、バージョン制限を解除するオプション「Allow untested iOS/iPadOS/tvOS versions」を有効にし、今回はA11デバイスなので「Skip A11 BPR check」も有効にして、実行。
そうすることで、一応実行自体は出来るようになります。
ですが「Right before trigger」ステップで停止してしまい、最終的には以下のエラーが出現し、失敗となります。また、デバイス側はDFUモードのまま停止。
Checkra1nのアップデートが必要
CoolStar氏などからの報告によると、iOS 15.xではファイルシステムに変更が入っているとのことで、それに対応するためcheckra1n自体のアップデートが必要…となります。
そのため、現状ではiOS 14.xを維持するようにしましょう。
〆
今回の問題はiOS 15.0のベータ時点から報告が出ており、Checkra1nチーム的には既知の問題…となっているのかなと思われます。
これまで同様の問題が発生した際には数日程度でCheckra1nのアップデートにより対応が行われてきましたが、現状の報告を見る限りでは新たな手法での対処が必要となるため、対応までに少し時間がかかるかもしれません。
とりあえず、脱獄を維持したい場合にはiOS 14.xに留まっていただき、今後の報告を待ちましょう。
コメント
お疲れ様です。情報ありがとうございます!
今回はアップグレードして待機。