1つのApple IDで4つ以上のアプリをインストール可能に「WDBRemoveThreeAppLimit」が登場 [MacDirtyCow]

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AltStore / AltServerなどを使用し、自身のApple IDで署名しつつIPAファイルからアプリをインストールする…いわゆるサイドロード(サイドローディング)と呼ばれる手法。
非常に便利である一方、開発者登録の行われていない無料のApple IDでは、1つのApple IDで3つのアプリまでしかインストール出来ないという制限が存在します。

多くの場合はこれでも問題ないと思いますが、MacDirtyCow系のアプリなどを試していると…3つでは足りない場合も…。
そこで今回リリースされた【WDBRemoveThreeAppLimit】では、3つのアプリまでという制限を撤廃し、4つ以上のアプリをインストールすることが出来るように。

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WDBRemoveThreeAppLimit

今回リリースされた【WDBRemoveThreeAppLimit】では、1つのApple IDでは3つのアプリまでインストール出来るという制限を撤廃し、4つ以上のアプリをインストールすることが可能に。

また、ExploitであるMacDirtyCowを使用しているため、iOS 15.0〜16.1.2(15.7.2 / 15.7.3を除く)で使用可能となっています

release- wdbremovethreeapplimit-for-macdirtycow-remove-1appleid-3apps-limit-sideload-install-2release- wdbremovethreeapplimit-for-macdirtycow-remove-1appleid-3apps-limit-sideload-install-3

AltServerなどからインストール

3つ以上のアプリをインストールする手法については少しだけ注意が必要です。
ゴニョゴニョするとAltStoreなどのアプリからもインストールすることが可能ですが、報告を見ていると不具合の元になりやすいようです(元々3つのアプリ制限を前提にした作りになっているため)。

そのため、4つ目以降のアプリについてはAltServerなどから直接IPAファイルをインストールする手法をご使用ください。
詳しくはこちらの記事に記載していますが、タスクバーなどからAltServerのアイコンをクリックしメニューを呼び出し、Macであれば【Optionキー】、Windowsであれば【Shiftキー】を押すと出現する「Sideload .ipa…」よりIPAファイルを選択し、インストールしましょう。

update-altserver-v15-add-direct-install-sideload-ipa-app-3

7日制限やApple ID自体の署名制限は継続

また、今回のWDBRemoveThreeAppLimitはあくまで「4つ以上のアプリを使用可能な状態(Deactivateなどせずに)でインストールすることが出来る」という機能になります。

そのため7日間の署名期限や、Apple ID全体での署名数制限などは通常通り存在しますので、この辺りについては十分に注意が必要です。

インストール方法

WDBRemoveThreeAppLimitはGitHubにてオープンソースで公開されており、最新版のIPAファイルは【WDBRemoveThreeAppLimit-v1.0.ipa】よりダウンロードが可能です。
ダウンロードしたIPAファイルはAltStoreTrollStoreからインストールを行いましょう。

また、以下ボタンより各ツールで直接ダウンロード&インストールを行うことも可能です。

使い方は簡単

使い方も簡単で、インストール後にホーム画面からWDBRemoveThreeAppLimitアプリを起動し、画面中央にある『Go』ボタンをタップ。

release- wdbremovethreeapplimit-for-macdirtycow-remove-1appleid-3apps-limit-sideload-install-4

初回実行時には以下のようなポップアップが出現しますので、『OK』ボタンからアクセス許可を出してあげましょう。
*許可しないを選択してしまうと、うまく動作しませんのでご注意ください。

release- wdbremovethreeapplimit-for-macdirtycow-remove-1appleid-3apps-limit-sideload-install-5

最後に画面中央へ「Success」と表示されれば成功です。これ以降、AltServerなどから4つ以上のアプリをインストールすることが出来るようになります。

release- wdbremovethreeapplimit-for-macdirtycow-remove-1appleid-3apps-limit-sideload-install-6

注意点もあるものの、MacDirtyCowアプリをを色々と試したい…開発を楽にしたい…などの用途としては非常に便利なのかなと…!特に、常用する系のアプリではない場合、これは便利…!

コメント

  1. TrollStore使ってたらあんまり使い道ないかも……?

    • せやね。trollが強すぎる🤯

  2. おぉ〜これは便利だ

  3. 14 ios16.1.2やから助かる
    開発者さんいつもありがとう。

  4. こう考えるとios15.0とかは脆弱性まみれだな

    • CoreTrustバグがでかいよなぁ

  5. あ、16.2にしてもうたわ

    • 15.6RCにダウングレードして遅延OTAもできるよ

  6. これってAltStoreから署名更新できなくないですか?

    • AltStore外からインストールしたものに関してはそうなります。
      それらの署名更新は同様の方法で再インストールしてあげる事で行います

  7. > 開発を楽にしたい…などの用途

    AppSync入れたiPhoneに
    インチキ署名したappをXcodeで転送するスクリプトを5年くらい使ってます

  8. AltServerからインストールしてAltStoreのAPP IDsも制限解除されるのですかね?

    • それはAltStoreの問題じゃないから解除されないと思う

  9. xina a15ってまだ出てないですか完成版

    • 現時点ではベータ版扱いです。
      ただ、雰囲気的にはCheckra1nなどがそうであるように、ずっとベータ版扱いで進むのでは…という気がしないでもないです

  10. 記事とは関係ないけど、iPhone12 Pro xinaA15 iOS15.0 で脱獄中だけど
    コレ入れたら
    カメラとアルバムとメモアプリが開かなくなったのはナゼ?
    xinaで脱獄回避したら使える状況は、何とも腹立たしい限りです

    • おま環です

    • コレって言っておいて、何を入れたか触れてなかったです(汗
      えと、kayokoを入れたらそうなりました
      やっぱり、おま環だろか?

      • 僕はkayoko入れても起動できるのでおま環です

  11. 今Amazonでipadシリーズ買うとiosいくつですか?

    • どのiPadなのか、工場出荷時はいつなのか…などにもよりますが、基本的には最新版に近いバージョンが届くことが多いかなと思います。

    • 15.6RCにまだダウングレードできるから買うなら今かもね(届いたら署名停止してたとかもあるけど)

  12. これ端末あつあつになる人多いらしくてまだ躊躇ってる

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