アプリ移動を行わず、その場でテキスト選択メニューから「検索」や「翻訳」を行うことが出来る『SITUM Pro』のご紹介!
通常、検索にせよ翻訳にせよ…Safariや他のアプリへ移動する必要があり、ちょっとした際には…面倒…。
そこで『SITUM Pro』を使用すると、アプリ移動を行わず、その場で「検索」や「翻訳」を行う事が出来るように!
テキスト選択メニューからサクッと行うことが可能で、結果はアプリ上に別ウィンドウで表示されるため…アプリ移動が行われず、便利!
また、SITUM Proの無料版である「SITUM」や、同様の機能を持っている「Selector」との違いについても、後述いたします。
詳細情報
SITUM Pro
Price(価格): | $1.5 |
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Section(カテゴリ): | Tweaks |
Author(制作者): | R0wDrunner |
Repo(配布元): | Packix (https://repo.packix.com/) |
インストール
CydiaやSileoへ下記のリポジトリを登録し、購入手続き後に『SITUM Pro』をインストールしましょう。
購入方法は【Packixリポジトリから「有料脱獄アプリ」を購入する方法】をご参考ください。
アプリ紹介
『SITUM Pro』を使用すると、テキスト選択メニューから直接「検索」や「翻訳」を行える様に!
テキスト選択メニュー内に「Google」など、設定した検索サービス名が追加され、これをタップするだけで選択した文字列を検索することが可能です。
検索結果はポップアップ画面で表示されるため、アプリ移動を行わず、その場で操作することが出来ちゃう!Safariなどブラウザアプリで開きたい場合は、右上のボタンを押すだけ…!
翻訳もその場で…!
更に、「Translate」ボタンからは選択した文字列をGoogle翻訳で開く事が出来ちゃいます。
もちろん同様にアプリ移動不要なので、サクッと翻訳をしたいときに…超絶便利!
カスタマイズ
ポップアップの見た目もカスタマイズが可能です。
事前設定は必要ですが、ポップアップの縦・横サイズを変更することが可能で、他にも各種ボタンの色、ライトモード・ダークモードの変更も行うことが出来ます。
また、ポップアップの位置はいつでもドラッグ&ドロップにて移動することが可能。
ダークモード(実験機能)
執筆時点では実験機能との位置付けではありますが、ウェブサイトを強制的にダークモード化する設定も搭載されています。
実験機能なため、うまく反映できない…文字が読みにくい…などの問題点もありますが、強制的に黒基調のサイトデザインに変更してくれます。
SITUMやSelectorとの違い
無料版「SITUM」との違いについてですが、今回のSITUM Proでは以下の様な機能が追加されています。
- 「翻訳」が行えるように
- 検索エンジン、ブラウザアプリでのURLスキーム設定
- 戻る・進むボタンが追加
- ポップアップサイズの変更
- 各種ボタンの色変更
- ウェブサイトのダークモード化(実験機能)
Selectorとどっちがイイ?
検索・翻訳のどちらも可能な「Selector」という脱獄アプリもあり、こちらは無料で利用可能です。
大きな違いとしては結果の表示方法ですが、これは好みが分かれるところかな…と思います。
個人的には機能面というよりも、Selectorではアプリ内ブラウザ使用中にポップアップ表示が出来ないという問題が発生する場合があるため、その点でSITUM Proはオススメです。
とは言え、Selectorでは直接Safariで開くといった設定変更が可能というポイントもあるため、まずは無料の「Selector」をご使用いただき、それから検討してみるのがイイのかなと。
設定方法
設定アプリ内に追加される『SITUM Pro』項目より行います。
『Enabled』: 機能を有効にする
【Visual Customization】: 見た目に関する各種設定
【Behavioural Customization】: 機能に関する各種設定
Visual Customization
『Light Mode / Dark Mode』: ライトモード・ダークモードを選択
『HEIGHT』: ポップアップの縦サイズを調整
『WIDTH』: ポップアップの横サイズを調整
『Use One Color』: 各種ボタン色を一括設定
『#XXXXXX』: ボタン色を選択
*Use One Colorオフ時、各種ボタンを個別設定可能に*
『Close Icon』: ポップアップ閉じるボタン色を選択
『Browser Icon』: ブラウザ移行ボタンの色を選択
『Back Icon』: 戻るボタンの色を選択
『Forward Icon』: 進むボタンの色を選択
『Copy Icon』: URLコピーボタンの色を選択
Behavioural Customization
『SEARCH ENGINE』: 使用する検索サービスを選択(Google / DuckDuckGo / Statpage / Ecosia / URL指定)
『BROWSER』: ポップアップから開くブラウザアプリを選択(Safari / Chrome Firefox / Opera / URLスキーム指定)
『Show Translations in Selection Menu』: テキスト選択メニュー内に翻訳ボタンを追加
『Language』: 翻訳後の言語を指定(日本語に翻訳する場合「ja」を入力)
『Use 🔍 in Selection Menu』: 検索メニュー名を「🔍」に
『Experimental Features』: 実験機能(Dark Webpages:ウェブサイトをダークモードに)
コメント
Zebra 1.1がベータテストを終えて正式版になったようです
Cydia・Sileoのスキームが使えなくなるので戸惑う人もいるかもしれませんね(チェンジログに記載はありますが…)