「iPadOS 17.7.6」のSHSHが発行終了、iPadOS 17.7.7のSHSHは数日前より配信停止

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本日iOS/iPadOS 18.x非対応デバイス向けに「iPadOS 17.7.8」がリリースされていましたが、前々バージョンであるiPadOS 17.7.6SHSHが発行終了となっています。
ちなみに、前バージョンであるiPadOS 17.7.7に関しては数日前より配信停止措置が取られているため、既にSHSHは発行終了済みとなっています。

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SHSHの発行が終了

本日「iPadOS 17.7.6」のSHSHが発行終了となり、iPadOS 18.x非対応デバイス向けとしては「iPadOS 17.7.8」のSHSHのみが発行中となっています。

iPadOS 17.7.7は既に発行終了済み

iPadOS 18.x非対応デバイス向けの最新版は本日リリースされた「iPadOS 17.7.8」であり、今回SHSH発行終了となった「iPadOS 17.7.6」は前々バージョンということになります。

前バージョンとなる「iPadOS 17.7.7」に関しては、リリースから4日ほどで配信停止となっており、数日前より既にSHSHが発行終了という状態になっていました。

SHSHが発行終了するとどうなる?

iPadOS 17.7.6へのアップグレード、ダウングレードを含む全ての復元が出来ない」という事になります。
これらのファームウェアを手動で選択してiOSの復元を行おうとしても、SHSHが発行されておらず認証が出来ないため『不明なエラー(3194)』が発生し、復元が失敗します。
そのため、今後はSHSHが発行されているバージョンへの復元・更新にのみ限定されることとなります。

ios50-shsh-closed-01

脱獄などへの影響は?

脱獄に関しては「Dopamine」にてiOS 16.5 / 16.5.1 / 16.6.1まで脱獄が可能(対応バージョンはデバイスにより異なる)となっており、今回のSHSH発行終了での大きな影響はありません。

また、A11以下のデバイスについてはPalera1nにてiPadOS 18.5の脱獄が可能となっています。

SEPに関して

iOS 16.x以降はすべてFuturerestoreがSEPを正常に扱えず、更に新仕様に未対応な状況となっているため、使用できない状況が続いています。

その他について

misaka / TrollStoreに関しては「iOS 16.6.1 / iPadOS 16.6.1」までインストール&使用可能、TrollStoreについては「iOS 17.0 / iPadOS 17.0」まで使用可能となっています。

SparseRestoreに関して

Nugget】を使用することでiOS 18.1以下であれば使用可能。また、iOS 18.1.1 / iOS 17.7.2でも一部カスタマイズ(シャッター音無音化やApple Intelligence有効化など)は適用可能となっています。
ただし、iOS 18.2 / 17.7.3以降では完全に修正が入っており、SparseRestoreを利用したカスタマイズはごく一部(デーモンの無効化など)を除き使用不可となっていますのでご注意ください。

CVE-2025-24203に関して

また、mdc0mdcXなどで利用されている脆弱性「CVE-2025-24203」に関しては、iPadOS 17.7.5 / iOS 18.3.2 / iPadOS 18.3.2で修正されているため、今回のSHSH発行終了での影響はありません。

コメント

  1. SANTAさんが記事を1週間以上更新されていない・・・
    WWDCに向け体調整えてるのかな?

  2. 次からiOS含むすべてのAppleデバイスのOSは年ベース方式になって26になるなんてニュース来ましたね。どこまで本当かわからんですけど。

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