先週、大型メジャーアップデートである「iOS 26.0 / iPadOS 26.0」がリリースされましたが、本日iOS 18.6.2 / iPadOS 18.6.2のSHSHが発行終了となっています。
これによりiOS 18.xへのダウングレードが行えなくなったという状況に。
SHSHの発行が終了
「iOS 26.0 / iPadOS 26.0」のリリースから1週間後となる本日、前バージョンである「iOS 18.6.2 / iPadOS 18.6.2」のSHSHが発行終了となりました。
iOS 18.xへのダウングレードや復元が不可に
現在SHSH発行中の最新バージョンは以下のとおりです。
このうち、iOS 18.7 / iPadOS 18.7は代替アップデート扱いのため、ファームウェア(.ipsw)がリリースされているのはiOS 18.xでサポート終了となっているデバイスのみ(他デバイスも、アップデートのみ代替OTAで可能)。
そのため、iOS 26.xに対応しているデバイスに関してはiOS 18.xへのダウングレードや復元が不可になったということになります。
SHSHが発行終了するとどうなる?
「iOS 18.6.2 / iPadOS 18.6.2へのアップグレード、ダウングレードを含む全ての復元が出来ない」という事になります。
これらのファームウェアを手動で選択してiOSの復元を行おうとしても、SHSHが発行されておらず認証が出来ないため『不明なエラー(3194)』が発生し、復元が失敗します。
そのため、今後はSHSHが発行されているバージョンへの復元・更新にのみ限定されることとなります。

脱獄などへの影響は?
脱獄に関しては「Dopamine」にてiOS 16.5 / 16.5.1 / 16.6.1まで脱獄が可能(対応バージョンはデバイスにより異なる)となっており、今回のSHSH発行終了での大きな影響はありません。
また、A11以下のデバイスについてはPalera1nにてiPadOS 18.7 / 17.7.10の脱獄が可能となっています。
SEPに関して
iOS 16.x以降はすべてFuturerestoreがSEPを正常に扱えず、更に新仕様に未対応な状況となっているため、使用できない状況が続いています。
その他について
misaka / TrollStoreに関しては「iOS 16.6.1 / iPadOS 16.6.1」までインストール&使用可能、TrollStoreについては「iOS 17.0 / iPadOS 17.0」まで使用可能となっています。
SparseRestoreに関して
【Nugget】を使用することでiOS 18.1以下であれば使用可能。また、iOS 18.1.1 / iOS 17.7.2でも一部カスタマイズ(シャッター音無音化やApple Intelligence有効化など)は適用可能となっています。
ただし、iOS 18.2 / 17.7.3以降では完全に修正が入っており、SparseRestoreを利用したカスタマイズはごく一部(デーモンの無効化など)を除き使用不可となっていますのでご注意ください。
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