iOS 15.4のSEPはiOS 15.3.1以下との互換性が無いという噂…マスク着用でのFace ID対応が影響か

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iOS 14.0〜15.3.1まで互換性が保たれていたSEP / BB(例外あり)ですが、現在ベータテストが実施中であるiOS 15.4では互換性がなくなったとの報告が行われています。

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SEP / BBの互換性

現在最新版であるiOS 15.3.1のSEP / BBは、iOS 14.0〜15.3.1に互換性がある状態となっており、かなり長い間互換性が保たれていました。
*Face IDデバイスでは、Futurerestoreの関係でiOS 15.xのSEPを使用してiOS 14.xへ復元するとFace IDが使えなくなる問題はあります。iOS 15.x SEPをiOS 15.xで使用するのはオーケー。

iOS 15.4では互換性がなくなる…?

私が知っている限りでは、第一報となったのはRaz Mashat氏がツイートした「iOS 15.4からiOS 15.3にダウングレードしたらFace IDが使えなくなった」という物です。
この際、SEPに互換性がなくなっているのでは…と囁かれていました。

その後、他の方々により検証が行われ、iOS 15.4ベータ版のSEPをiOS 15.3.1以下で使用するとFace IDが使用できなくなるという報告が出てきています。

互換性がない模様

実際にiOS 15.4の正式版がリリースされ、そちらで試してみるまでは確実なことは言えないのですが…現時点ではiOS 15.4のSEPはiOS 15.3.1以下と互換性がないと考えるのが安全そうです。

iOS 15.4といえば、マスク着用でのFace ID使用が可能となる機能が追加されており、こちらの影響でSEPに変更が入った…のかもしれません。

Touch ID搭載デバイスでは?

Face IDデバイスでは互換性がなくなった…と考えられますが、Touch IDデバイスではどうなのか?というと、iOS 15.4 Beta 3のSEPを使用してiOS 14.6へ復元した場合でも、Touch IDは動作したとのことです。

そのため、あくまで現時点ではTouch IDデバイスでは互換性が保たれている可能性があります(正式版リリース時にどうなるかは…まだ不明です)。

今後に影響は?

互換性がなくなることで発生する影響は、以下のようなものがあります。

Futurerestoreへの影響

iOS 15.3.1のSHSHが発行されている間であれば、Face IDデバイスではiOS 15.0〜15.3.1へFuturerestoreにて復元等を行うことが可能です。

ですが、iOS 15.4の正式版がリリースされ、iOS 15.3.1のSHSHも発行終了となった後は、Face IDデバイスでは互換性が保たれなくなるため、iOS 15.4以降にのみFuturerestoreで復元等が可能…という状況になります。

遅延OTA手法には影響なし

最大90日遅延OTAの手法については、SEP互換性とは現状無関係となっていますので、以下期限までは使用することが可能です。
今後iOS 15.3.1以下で脱獄がリリースされた場合には、Futurerestoreではなく遅延OTA手法を使用することになるかなと思います。

  • 【iOS 15.1 / 15.1.1】:3月13日まで(一部でOTA中にエラーが出るとの報告があるようです)
  • 【iOS 15.2】:4月12日まで
  • 【iOS 15.2.1】:4月26日まで
  • 【iOS 15.3】:5月11日まで

今のところ遅延OTA手法があったりもするためそれほど大きな影響はない…と思われますが、今後リリースされるであろう脱獄の対応バージョンによっては…少し混乱が発生しちゃうかも…ですね…。
また、遅延OTAも期限があるため、この辺りも考えつつ…ということになりそうです。

コメント

  1. Iphone8はまだいけるってことか、よかた

  2. マスク解除が待ち遠しい♪

  3. Checkl0ckがリリースされたけど
    こういうのがsep互換のないデバイスで有効にするツールがリリースされればなぁ

    • 3ドルって酷くね?

      • たいした額じゃないじゃん

        • そういう話か?

          • どういう話なんだ?

  4. 脱獄まだかたあ

  5. iPhoneのツムツムのアプリが、突然消えて、Apple Storeでツムツムをインストールしようとしたら、インストール出来ないです。どなたか、原因を教えて下さい。m(__)m

    • 環境を書けと何度言ったらわかるんだ

      • 回答ありがとうございます!環境はIOS13.3のCheckra1nで脱獄です。

    • アイコンが消えただけしゃないの?
      検索かAPPライブラリーに出てこないか?

  6. 再起動かけてみなよ

    • 再起動を繰り返してみましが、ダメでした。

      • rootrfを使って入獄してからインストールか、バックアップとってデータ全消去すればいいんじゃない?

  7. checkra1nに繋がらないのは自分だけですか?

  8. ipadOS15.1まで更新しておこうと思い、未脱獄iPadを監視状態にし、プロファイルのインストールも終わり、15.1が対象として表示されるのですが、「iPad15.1のダウンロード中にエラーが起きました」となりますね。。
    iPadPro 10.5(A10)と、iPad mini 6(A15)とも同じ状況です。両方ともiPadOS15.0です。何かお分かりの方いらっしゃましたら、教えていただけますと幸いです。
    どうかよろしくお願いします。

    • Redditで失敗報告スレが立ってるぐらいなので、うまくいっている人がいないか少ないのが現況だと思います。

      • ありがとうございます。確かに失敗報告ばかりでした。あと2週間、何とかなればよいのですが。。。

    • 自分がiOS14.3に上げた時はパスコードオフにしたらいけました

  9. 15.2のプロファイルで行うと正常にダウンロードが始まりました(慌てて止めましたが・・)。ということは、15.1の遅延アップデートに何らかのトラブルが起きているということですね。正規の使い方もあるはずなので、アップルがブロックすることは考えにくいのでしょうが、混んでいるだけではないとすると期待薄でしょうか。悲しいですね。

    • そうですね…確かにiOS 15.1での失敗報告は他のバージョンよりも多く出ているため、なにか認証サーバーなどでの問題が発生しているのかもしれません

  10. きのうからの者です。2台のiOS15.0はそのままで仕方ないと割り切り、iPhone 12 Pro Max 14.1 Taurineを、いまのうちに15.1.1まで上げようとしたのですが、やはり遅延アップデートはダメでした。ダウンロードまでできましたが、インストール時に「インターネットに接続されていない」との謎のエラーです。
    今度は、Futurerestore GUIを試しているのですが、保存済のshsh15.1.1を指定しても「SEP firmware is not being signed」が出て、こちらもダメです。GUIでないものでもダメでした。Futurerestore自体は何度も使っているのですが、初めての事態です。仕方なく15.1、15.0.2と戻りながら試してみようと思っています。

    • futurerestoreの最近のバージョンは14.3以降対応だからですね。古いバージョンを探してみます。

    • 選択しているFuturerestoreのバージョンは何になっていますでしょうか?

      • 恐れいります。v194 です。
        Compatible with 14.3-14.5b2 on A11 and above.とあるのは現バージョンかと思ったのですが、ターゲットのことだとすると大丈夫なはずだなと調べていたところです。
        もう一台、iPad Pro 3rd 12.9 ipados 14.3 taurineがあるので、それならどっちにしても大丈夫なはずなのでやってみようかと思っています。

        しかし今回の15.1は変に手強く、何らかのガードがかけられているのではないかと悲観モードに入っております。
        何かお気づきの点がございましたら、ぜひご教示ください。

        • iOS 15.xのSEP / BBを扱うにはFuturerestore v2.0.0が必要になります。
          まだナイトリービルドなため全ての環境で完璧に動作する…というわけではないのですが、こちらを試してみるとイイかもしれません。
          以下記事の中腹にダウンロードリンクがありますので、お試しください。
          https://tools4hack.santalab.me/ios1501-sep-and-baseband-compatible-ios143-and-ios14x.html

          • SANTAさま。
            ご丁寧にありがとうございました。エラーメッセージからは15.3.1が受け入れられていないとは感じたのですが、futurerestoreが未対応とは考えませんでした。以前の記事も読んではいたのですが、忘れておりました。
            LINUX環境の構築か、遅延OTA復活を待つか、しばらくジタバタしてみます!
            しかし12ProMaxは14.3遅延の対象外だったり、最近はやっかいですね。
            SEP互換性の話はマスクが原因なので、恨むべきはコロナなのでしょうが。。。

          • 遅延OTAはA14以降も対応してます。

      • NonceSet143でnonceを0x1111…にセットしてTSS saverでshsh取得しており、失敗はしていないと思っております

  11. 質問させて下さい。
    もしかして、TSSSaverだとbeta版のshshは取得できませんか?

    • まれに管理者さんの設定により一部の脱獄で利用できるベータ版のSHSHが保存される場合もありますが、TSS Saverは基本的には正式版のSHSHのみが保存されます。

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