TrollStore環境向け「RootHide Bootstrap」がv1.2.1へアップデート、多くのバグ修正＆改善を実施 [TrollStore]

未脱獄であってもTrollStore環境でアプリに対して脱獄アプリを適用できる「RootHide Bootstrap」のアップデートが行われ、「RootHide Bootstrap 1.2.1」がリリースされています。
多くのバグ修正や改善に加え、Sileoなどのアップデートも行われています。

RootHide Bootstrap 1.2.1

RootHide氏による「Bootstrap」のアップデートが行われ【Bootstrap 1.2.1】がリリースとなっています。

Bootstrap 1.x環境からのアップデートは、Bootstrap 1.2.1をインストール後、デバイス再起動＆「Bootstrap」ボタンから環境へ戻っていただくことで可能。

update-roothide-bootstrap-for-trollstore-v121-many-bug-fixes-and-improvements-2

更新内容

v1.2 / 1.2.1が続けてリリースされましたので、両方の変更点について記しています。

[1.2] 脱獄アプリを適用したアプリのホームディレクトリパスが正しくない問題を修正
[1.2] debのインストール時にdpkgのデータが破損する場合があった問題を修正
[1.2] apt用のファイルを更新し、aptがdebをインストールする際の環境変数が正しくない問題を修正
[1.2] 脱獄アプリ適用後、ショートカット / Spotlight / メールが正しく動作しなかった問題を修正
[1.2] Bootstrapアプリの設定にmobileユーザーのパスワードリセットを追加
[1.2.1] Bootstrap 1.2をSerotoninと一緒に使用した際、ホーム画面でバグが発生していた＆デバイスが加熱する場合があった問題を修正
[1.2.1] Bootstrap 1.2にて一部環境でSileoがクラッシュする場合があった問題を修正
[1.2.1] 一部アプリで脱獄アプリを有効にするとcode(255)が発生する問題を修正

Sileo / Zebraもアップデート

Sileo / Zebraもアップデートが行われ、すでにインストール済みの場合はデフォルトリポジトリからアップデートが行えます。

【Sileo 2.5-12】

llvm関連パッケージのインストール時にダウンロードがキャンセルできない問題を修正
起動時にイメージキャッシュが誤って削除される問題を修正
インストール済みパッケージリストに「下へスワイプして更新」機能を追加
その他、クラッシュの原因となるバグを修正し、安定性を向上

【Zebra 1.1.36-1】

llvm関連パッケージのインストール時に依存関係が正しくない問題を修正
ffmpegのインストール時に依存関係が正しくない問題を修正
潜在的なバグの修正、安定性を向上

インストール or アップデート

RootHide Bootstrapの各種コード類はGithubにて公開されており、IPAファイルは【Bootstrap.tipa】からダウンロードが可能。TrollStore経由でインストールしてあげましょう。

また、以下ボタンからTrollStoreにて直接IPAファイルのダウンロード＆インストールも可能です。

〆

Bootstrap自体のアップデートとしては、報告が出ていたメールアプリ / Spotlightでの問題が修正されたため、使用できる脱獄アプリも少し増えてくるかなと思われます。

また、Sileoのアップデートによりインストール済みパッケージリストの更新機能が追加されたので、例えばdebファイルをSileo以外からインストールした場合などに、Sileoを再起動させずともサクッとインストール状況を更新させることが出来るようになっています。
地味な部分ではあるのですが、意外と面倒だったところだったので…こりゃ便利かもしれない！