iPhone 4 / 4S用にAppleが販売しているバンパー。
数ヶ月使用していると各所に緩みが出てきませんか?
特に何度も付けたり、外したりを繰り返すと緩みが発生して、サイズが合わなくなっちゃうんですよね。
この緩みが発生している状態でiPhoneに装着すると、本体とバンパーとの間に隙間が出来てしまい、ゴミの侵入により傷が付いたりします。
また、ボタン類が押しにくくなったりしますよね。現に私はなっていました。
と、そんな話をTwitterでしていたところ@Guttyo様より「茹でると縮むらしい」との情報が!調べてみると、確かに海外コミュニティにそのような情報が。
これは、試さねば!!
ということで、やってみた!熱湯で茹でたった!バンパー、茹でたった!
注意
この手法はバンパー自体が使えなくなる可能性がとても高いです。
また、この記事の通り行った場合でも状況、環境によって結果が異なりますのでご注意ください。
何が起っても自分で対処できる方のみ、自己責任で行ってください。
茹でる前。
茹でる前のバンパーはどんな状況か?と申しますと、こんな感じです。
左の黒いバンパーが今回の患者。約1年間iPhone 4で使用しました。
右の白いバンパーは4S用に買った、使用歴1ヶ月程度の物です。
写真なので分かりにくいかもしれませんが、比べると黒いバンパーの方が緩みの影響で大きくなっているのが分かるかと思います、
この微妙なサイズ違いが各所に不具合を及ぼしてしまっています。
たとえば音量調整ボタン。この緩みの影響でボタン周りのバンパーが浮いてしまっていて、ボタンを押す感覚が変!
それ以外にも、ヘッドフォンジャックから電源ボタンの間もバンパーが浮いてしまい、パカパカするようになってしまっています。
非常に使っていて気持ち悪い!ってことで、茹でましょうか。美味しく、茹でましょうか。
さぁ、バンパーを茹でよう!
バンパーを熱湯で茹でていくのですが、何点か注意するポイントがあります。
- やけどにちゅういしながら、おとなのひとといっしょにやろうね!
- バンパーをiPhoneから外し、バンパーだけを熱湯で茹でる!
- 鍋で茹でる時に、何度もひっくり返しながら茹でる!
- ゆで時間は各自バンパーの状況を見ながら調整する!
- 茹で終わったらスグに冷水でさます!
- 冷ます作業中に両手を使ってバンパーの形が崩れないように押さえる!
と、こんな点に注意して行ってください。
茹でる。
- 鍋で多めの水を沸騰させます。
必ず多めの水です。あまりに少ないとバンパーが溶けたり、傷が付いたりする事があります。 - 沸騰したら極弱火にします。
使用している鍋によっては火を消してしまっても大丈夫だと思います。ここへバンパーを投入!。
茹で開始です。ゆで時間の目安は、1分間程度だと思っていれば良いかと思います。
ただし、あくまで目安ですので、状況によってはもっと早くお湯から出すこともありまえすので注意してください。
冷やす。
茹でた後はすぐに冷水で冷やす!
- 水道水で大丈夫ですので、茹で終わったらすぐに冷水にさらしてください。
このときの最大の注意点は『両手でバンパーの形が崩れないように押さえる!』です。
茹でた直後のバンパーはゴム部分が非常に柔らかくなっていますが、冷やすことでゴム部分が硬化します。
形が崩れたまま硬化してしまうとバンパーの形がゆがんでしまいますので、それを避けるために必ず形を整えながら冷ます事をを心がけてください。 - 30秒程度は冷水で冷ましましょう。
これである程度は縮んで、緩みが解消されているはずです。ただ、上記で形が崩れてしまった、もしくはまだ少し緩いような・・・となった場合はもう一度お湯で茹でます。
ゆで時間は30秒程度で一度様子を見て、まだな感じであれば10秒追加で茹でるを繰り返してください。
このときは気になる部分のみを茹でるようにしましょう。
大丈夫な部分まで茹でてしまうと、次はそちらが縮みすぎてしまうことがあります。注意してください。
結果
はい、茹で終えました。
私は「全体を1分、特に緩みの酷かった上部を30秒」茹でました。
それでは、どうなったか・・・
どうでしょう!?サイズがだいぶ元の大きさに近づいていると思います!
確かに各所が縮んで、ジャストサイズになっています。
気になっていた音量調整ボタン部分や、上部の浮き上がりも解消され、快適!!
熱湯で茹でるので殺菌も出来ますね!実際はどうか分からないですが!気分的な殺菌!
追記:
茹で後のゴムの堅さについてですが、よくよく触って確認しないと分からないくらいですが、硬くなります。
ただ、元々伸びて柔くなっていた部分ですので、元に戻ったと思えば問題なしかと思います。
私的にですが、茹で後のほうが、良いです。
十分に水気を拭き取り、装着!!
どやっ!
どうして縮んだ
そもそも緩みの原因はゴムの伸びです。
長期間かかって徐々に伸びていったんですね。
ゴムは熱を加えると縮む性質があります。
それが今回の緩みを解消し、縮んでくれた理由だと思われます。
特に緩みの出やすいヘッドフォンジャック周りは、ゴムだけで出来ているため、この手法が有効だったということでしょうか。
何度も出来る訳ではない
じゃぁ、また緩んだら茹でて元通りだね!とはならないのが世の常。
ゴムに熱を加えて縮ませる、緩みを解消出来るのは多くて2~3回程度だと思った方が良いです。
それ以上やるとゴムが劣化しすぎてボロボロになってしまいます。
また、他の部分でも不具合が出てくる可能性があるので注意してください。
それ以外に
それ以外にも「電子レンジでチン!」や「ドライヤーで熱する!」等の方法があるようですね。
どれもゴムに熱を加えて縮ませる。という原理なようです。
今回、私が「熱湯で茹でる」を選んだ理由は、患者となるバンパーの状況が「全体が緩んでいる & 一部は特に酷い」であったためです。
茹でるであれば、全体を茹でた後に、一部のみを茹でることが可能ですからね。
レンジの場合は全体が均等に熱される & 正直怖い。時間管理が難しそう。との理由で却下しました。
ドライヤーは実用的かな?とも思ったのですが、一部のみであれば楽かもしれませんが、全体を均一に熱するのは至難の業ですね。そのことで却下!
それでも状況によってはこれらの手法でやる方が良い時があると思うので、試してみると良いかもしれませんね!
感想
「もう緩み過ぎちゃって、このバンパー捨てるか・・・」なんて考えてる方は一度試してみると、ラッキー!なんてことがあるかもしれませんよ!
美味しいバンパー、出来ました。
コメント
記事とは関係ないのですが、質問させてください。
iPod touch4G IOS5仮脱獄でSBsettingsでデフォのアプリを隠したいのですが、newsstandだけ隠せません。
なぜでしょう?
NewsStandはアプリではなく、フォルダと同じような扱いになっているため通常の方法では非表示に出来ません。
ですので、CydiaからNoNewsIsGoodNewsというアプリをインストールしてください。
これで非表示にすることが出来ます。
お試しください。