taurine-permanentにより「Taurine」や、permasignerにより一部バージョンの「Unc0ver」にて署名不要での使用が可能になりました。
ただ、ひとつ注意点がありまして…それが入獄作業(Restore RootFS)の実行です。
署名不要にする仕様を考えると当たり前…といえば当たり前なのですが、すっかり忘れて実行しちゃったので…一応この辺りについて記しておきたいと思います。
署名不当Taurine / Unc0verでの入獄作業
Taurineでの入獄作業や、Unc0verでの入獄作業…いわゆるRestore RootFS作業ですが、これまでであれば通常通り各アプリからオプションを有効にして実行するだけで大丈夫でした。
ですが、署名不要にしたTaurine / Unc0verからの実行には注意が必要となっています。
完了する前に止まっちゃう
署名不要なTaurine / Unc0verから入獄作業を実行すると、正常に入獄作業が完了する前に動作が停止してしまいます。
画像のようにブラックアウト(ホワイトアウト)してしまう場合や、アプリが閉じてしまう場合などなど…正常に入獄作業が完了出来ず、不具合が発生します。
署名不要にする仕様上仕方ない
署名不要にしたアプリはDEBファイルからインストールする仕様上、システム上は他の脱獄アプリと同じ扱いになっており、入獄作業時にはアプリ自体も削除(アンインストール)される仕組みになってしまっています。
そのため、入獄作業の途中でアプリ自体が削除されてしまうので…入獄作業が完了できず、タイミングや環境によって色々と不具合が出てしまう…という事に。
入獄作業は通常通り署名したアプリから
ということで、入獄作業を行うときはAltStoreやReProvisionなどから署名&インストールした通常のTaurine / Unc0verから実行するようにしてください。
ちなみに入獄作業を行いたいタイミングで「ReProvision Reborn」を使用してIPAファイルから署名&インストールしてあげるのが、デバイス単体で完了できて楽かなと思います。
〆
報告を見ていると「入獄作業自体は完了しているが、最後のデバイス再起動が自動で実行されなかっただけ」という方もいらっしゃいます。
実際に私も何度か試した限りではそういった場面もあったのですが、そもそも入獄作業が中途半端にしか完了できていなかった…という事もあったので、署名済みTaurine / Unc0verから実行するのが安全でオススメです。
コメント
入獄のことは全く考えてなかった
マジですかー?
意外な盲点でしたな
CydiaでCydiaを消した時みたいになるのか
署名不当Taurine
正直脱獄環境からやるだけだからAppSyncで入れたTaurineでも良くない?
iphone7でUnc0verで脱獄してました、無事に入獄出来たのですが、ios13よりアップデート出来ず、システムリセットも出来ません。やはり方法は無いのでしょうか。