先日unc0ver環境向けに【Substitute 2.0.0】がリリースされましたが、そのバグ修正が入ったv2.0.1へとアップデートされています。
ただ、現時点でもまだ注意が必要な場合も多いようなので、その辺りについて記して置きたいと思います。
Substitute 2.0.1
unc0ver環境で脱獄アプリの親玉…的存在となっている「Substitute」がアップデートされており、【Substitute v2.0.1】がリリースとなっています。
アップデートはunc0verのデフォルトリポジトリである「apt.bingner.com」から行われていますので、リポジトリ追加等は不要。リポジトリの更新後にアップデートを行いましょう。
更新内容
- Substrate Compatibility Layerのバグを修正
アップデート時の注意点
v2.0.0同様、それより前のバージョンからアップデートする際には、以下のようなポップアップが出現します。
こちらは「クラッシュログを開発者へ提供するか?」という機能の選択肢となっており、上から「1度だけ提供」、「提供しない」、「提供する」となります。
あとからでも変更は出来ますが、地味にビックリするかもしれないので、ご注意ください。
正しく適用するには再起動が必要
Substitute 2.0.xのフル機能を使えるようにするには、デバイスを再起動 > unc0verで脱獄環境へ戻る、もしくは「launchctl reboot userspace」の実行が必要です。
この手順を行わなくても動作はしますが、設定等を開いた際にエラーが表示されるため、注意が必要です。
まだ不具合が残っている?
1日ほどiPhone 11 Pro Max / iOS 13.5環境にて使用してみましたが、私の環境ではSubstitute自体が原因となるクラッシュやフリーズなど…大きな問題は発生していません。
ただし、kernbypassが正常に動作しないなど、「一部脱獄アプリがうまく動作しない」や「一部脱獄アプリが入っている影響で通知に問題が発生する」など、問題の報告が出ています。
様子見するのもアリ
Substituteのアップデートで修正されるのか、それとも各種脱獄アプリ側のアップデートで修正されるのか、この辺りは症状次第な雰囲気ですが、どちらにせよ、問題が残っているのは事実です。
そのため、修正が入るまで様子見をするのもアリかなと思われます。
幸い、v2.0.xへのアップデートはすぐに必須という物ではないので、正常動作する前バージョン「0.1.15」などを使い続けても問題はありません。
ダウングレード
もしアップデートしてしまい、不具合が…という場合、Substituteをダウングレードすることも可能です。
Cydiaにて「変更 > ダウングレード > 0.1.15」と選択していけば、Substitute 0.1.15へとダウングレードされます(ダウングレード後、自動リスプリングされないので、手動にて行ってください)。
〆
安定性に関しては、元々Substitute自体が安定していた物なので、体感としては特に変わらずという感じでしょうか。
速度に関しては、やはり脱獄時の作業速度がだいぶ早くなったかなと言う印象です。
問題の出ない環境であればアップデートしてもイイかなと思いますが、まだ問題が出てしまう環境もあり、そういった報告も出ていますので、アップデートする際は注意したほうがイイかもしれません。
コメント
知ってましたw
iPhone XR 12.3.1では再起動しても適用されない!
最近の不安定さは酷いな
今は新たな技術への過渡期かなと思っています。
長年使われてきたCydia Substrateを含む各システムから移行しているため、どうしても最初から安定…というのは難しいかもしれませんね。
個人的には過渡期の割に安定しており、1つの不安定な部分が目立ってしまう部分もあるのかなぁ…なんて思ってしまったりします。
substituteを2.0にアップデートした後、再起動を推奨されていた為、本体の再起動をしたところunc0verが開けなくなり、脱獄状態に戻ることができなくなりました。
この不具合は今回の件と関係あるのでしょうか?
署名はちゃんと更新していた?
ずっとReProvisionを使っていたのでその点は問題ない気がしています
unc0ver入れ直してみた?
自分も前の同じような状況で困ったことがあったので、必ず仮入獄前にunc0を起ち上げてかくにんします。
脱獄状態でunc0立ち上がったのに、再起動後の仮入獄で立ち上がらなくなってしまったことありましたが、その時はunc0verの再インストールでOKでした。
unc0の立ち上げ確認はしていません。
再インストールもできていないので、署名待ちという状況です。
同じく今アプデしたらオリジナルに戻ってしまった。
アルトストア-アンカバをデバイス手動で消して。
PCでアルトストアアップデートして(あれば)
再起動してアルトストア入れ直して、アンカバ入れ直したら復活したよ。
端末単体でのアプデもそのままできました😂
イマイチこれの機能がわからないのですが、アップデートした方がいいのですかね?
あと、これはWindowsで言ったらどのようアプリケーションに当たるのでしょうか?
Tweakと呼ばれる多くの脱獄アプリを動かすために必須となっているパッケージです。
Windowsで言うと…となると何とも難しいのですが…、例えばJavaや各ランタイムの様な雰囲気…でしょうか…(厳密にはかなり違うのですが…)。
2.0.4にてkernbypassが動作しました。
2.0.4にてポケモンGo起動確認しました