「Chimera」や「Electra」向けインストーラー【Sileo】がv1.1.2へとアップデートされ、動作改善やバグ修正の他に、以前から予定されていたSwiftへの移行が開始となっています。
また、オリジナル版のBigBossリポジトリ対応についても報告が行われていますので、その点についても後述いたします。
Sileo v1.1.2
追記:*アップデート後、リポジトリの更新に時間が掛かるようになる…という報告がちょこちょこと出ているようです。急を要するアップデートではないため、少し様子見をしたほうがイイかもしれません。:
【Sileo v1.1.2】へとアップデートが行われています。
Chimera、Electra、どちらの環境についてもデフォルトリポジトリからリリースされていますので、追加は不要。リポジトリ更新後にSileoのアップデートを行いましょう。
また、更新作業の最後にリスプリングせずSileoがクラッシュする様な動作となりますが、仕様です。
更新内容
- 一部がSwift 5への移行(今後段階的に完全移行を予定)
- Sileoの起動速度と、リポジトリの更新速度を改善
- リポジトリ名に間違いがあった問題を修正
- SileoとSwift(libswift)は別パッケージとなっているため、Anemoneを使用している方は共有可能であり、スペースの節約に役立ちます
アップデート時の注意点
SileoがSwiftへ移行するに伴い、別途『libswift』というパッケージがインストールされるようになっています。
libswiftは20MB以上あるため、SileoのアップデートはWiFi環境下で行うのがオススメです。
BigBoss対応は次回
先日「オリジナル版BigBossリポジトリに対応させる」との報告が行われていましたが、今回のアップデートではまだ未対応となっています。
ですが、入獄環境でSileoのガワだけを体験出来る「Sileo Demo」もアップデートされ、そちらではBigBossリポジトリに対応となりました。
BigBoss+がこれまでSileo用として使われていた物で、反映に1週間程度掛かっていた原因でもあります。
それとは別に「BigBoss」が登録されており、こちらはオリジナル版BigBossリポジトリ。遅延などもありません。
フィルタリングも無し
また、オリジナル版BigBossを使える利点として、遅延の有無以外にもフィルタリングの有無もあります。
BigBoss+では2015年4月3日以降にリリース or アップデートされた脱獄アプリしか表示されませんが、オリジナル版BigBossではそういった制限も無し。
実際にSileo Demoで確認してみるとわかりますが、執筆時点でBigBoss+の総パッケージ数が「2393個」に対し、オリジナル版BigBossでは「9287個」となっています。
正式版での対応は今後を予定
Demo版ではなく、脱獄用であり正式版のSileoではいつ対応するのか…という点ですが、「今後のアップデートで対応されます」とのこと。
デモ版ではすでに対応済みですし、以前の報告では「近い内に」とのことでしたので、そう遠くないうちに対応アップデートが来るのかな…と。
コメント
アプデしたらSileoが氏んだ
キメラ1.0.9にアプデ後再脱獄したら治りました
なんだこれアプデしたら再脱獄してもまともに動かなくなってしまった
リポのリフレッシュ
異常に時間がかかる
てか五分放置してるがまだクルクルしてる
v1.1.1が適用されてしまった可能性がありますので、一度Chimera v1.0.9にアップデート&デバイス再起動&Chimera v1.0.9にて脱獄環境へ戻ってみてください。
https://tools4hack.santalab.me/update-ios12-1212-jailbreak-chimera-some-fix-and-sileo-v112.html
直りました
ReProvisionで1.0.9にしましたがダメです。
Sileoを立ち上げるとクラッシュします。
再起動して再脱獄しても変わりません。
Inpactorでやってもダメでした。
名無しのレポジトリが登録されていると更新後レポジトリ更新が終わらない問題があります。気をつけてください。
例:脱獄回避のShadowを配布しているjjolano等