ショートカットアプリに複数の便利アクションを追加する「Powercuts」がRootless脱獄環境に対応!! [JBApp]

ショートカットアプリにアクションを追加してくれる脱獄アプリ【Powercuts】がアップデートされ、Rootless脱獄環境に対応となりました…！
アドオンである【Powercuts Actions Pack】の方もRootless対応されましたので、これにより純正では行えないような便利なアクションを色々と使えるように…！

ちなみに、個人的なイチオシは…ショートカットから特定のBluetoothデバイスを接続・切断できるようになるアクション！これ、めっちゃ便利だったりします。

Powercuts (Rootless)

今回、Powercutsが【Powercuts (Rootless)】としてRootless脱獄環境に対応となっています。これにより、DopamineなどのiOS 15.x / 16.x脱獄環境でも使用することができるように…！

Powercutsは何ができる脱獄アプリか？というと、単体では「オートメーション実行時の通知非表示」などの簡単なカスタマイズ。ですが、アドオンでショートカットアクションを追加していけるのが最高！
同作者さんから「Powercuts Actions Pack」と言うアドオンもリリースされており、こちらを使用するとかなりの数の便利アクションが追加できちゃいます！

Powercuts Actions Pack (Rootless)

もちろん「Powercuts Actions Pack」の方もRootless対応となっており、こちらも一緒にインストールすることで、以下のようなアクションがショートカットから使用できるようになります！
使い方次第では、入獄環境では絶対に実現できないようなショートカットを作ることも出来るため、楽しい…！

• 【Connect/disconnect Bluetooth device】： 特定のBluetoothデバイスを接続・切断
• 【Delete global variable】： グローバル変数を削除
• 【Dismiss Siri】： Siriを閉じる
• 【Get all installed applications】： 現在インストールされているアプリのリストを取得（アプリID）
• 【Get application badge count】： 指定したアプリの通知バッジの数を取得
• 【Get application information from identifier】： アプリIDからアプリ名 or バージョンを取得
• 【Get Bluetooth device battery level】： Bluetoothデバイスのバッテリー残量を取得
• 【Get Bluetooth devices】： 接続中のBluetoothデバイスを取得
• 【Get current application】： 現在使用中のアプリIDを取得
• 【Get device Locked state】： 現在のデバイスのロック状態を取得
• 【Get file from folder】： 指定フォルダ内のファイルリストを取得
• 【Get Global variable】： グローバル変数の値を取得
• 【Get now playing application】： 現在音楽再生中のアプリIDを取得
• 【Get pressed buttons】： 現在押されているボタン名を取得
• 【Get run source】： ショートカットの実行箇所を取得
• 【Get text file content】： ファイルパスで指定したテキストファイルの内容を取得
• 【Go to HomeScreen】： ホーム画面へ戻る
• 【Go to HomeScreen page index】： 指定したホーム画面のページへ移動
• 【Kill/Quit application】： アプリIDを指定してアプリを完全終了
• 【LDRestart】： LDRestartを実行
• 【Lock device】： デバイスをロック
• 【Open application】： アプリIDを指定してアプリを起動
• 【Quick switch】： 簡易な状態設定（真偽）
• 【Remove notification(s)】： 特定の通知履歴を削除（アプリID or マッチする文字列）
• 【Respring】： リスプリングを実行
• 【Run shell command】： コマンドを実行
• 【Safe mode】： セーフモードを実行
• 【Send notification (from app)】： 特定のアプリから通知を表示（タイトル、内容、アプリIDを指定）
• 【Set application badge count】： 特定にアプリアイコンに任意の通知バッジ数をセット
• 【Set audio balance】： オーディオバランスを設定
• 【Set global Variable】： グローバル変数を設定（Key, Value）
• 【Show App Switcher】： アプリスイッチャーを起動
• 【UICache】： UICacheを実行
• 【Unlock device】： ロックを解除
• 【Wake screen】： スリープを解除

通常のショートカットアクションと同様に使用可能

これらの追加されたアクションはPowercuts＆Powercuts Actions Packがインストールされている脱獄環境であれば、通常のショートカットアクションと同様に使用することが出来ます。
そのため、例えばオートメーションの中で使用することも可能ですし、任意で実行するショートカットとしても利用可能となります。

インストール

【Powercuts (Rootless)】と【Powercuts Actions Pack (Rootless)】は以下リポジトリをSileo等へ追加後、通常通りインストールを行ってください。

【https://repo.anthopak.dev/】

〆

キタっ!! 個人的にBluetoothデバイスの接続・切断、コマンド操作をショートカットから使えると非常に楽なことが多いので、本当に…Rootless対応は嬉しい限り…！
今回の対応でiOS 15.x ＆ iOS 16.xにも同時に対応となっており、この点も非常に嬉しい…！以前「対応は少し難しい作業が必要になる」と報告されていただけに、嬉しいよ…!!!

アップデート後数日間Dopamine / iOS 16環境で使用していますが、今のところ不具合などは見当たらず、快調に使用できています。
私は一部アクションしか使えていないのですが、使いこなしている方だとかなり複雑なことも出来るようになる様なので、色々と遊んでみるとイイかもしれません…！