先日自身の有料脱獄アプリを全て無料配布に切り替えていたginsu氏ですが、ロック画面の音楽プレーヤーデザインを変更する脱獄アプリ「Gradi」のアップデート行い、なんとSwift&SwiftUIで書き直したとの報告が行われています。
また、Gradiはオープンソースとなっているため、実際にSwift&SwiftUIで開発されたソースも見ることができ、脱獄アプリでSwiftUIを使用したい…!と思っていた方には非常にイイ教材ともなりそうです!
Gradi v2.0
今回アップデートが行われた「Gradi」は、以下Ginsu氏のリポジトリよりリリースが行われています。
以前は有料だったのですが、現在は無料でリリースされていますので、気になった方は試してみるとイイかもしれません。
音楽プレーヤーのデザイン変更
機能としては非常にシンプルで、ロック画面&通知センターの音楽プレーヤーデザインを変更してくれます。
角丸具合やフォント変更などの設置絵も用意されており、普通にイイ感じだったりもします。
Swift&SwiftUIで開発!
[Update] Gradi v2.0
– Rewrote in Swift + SwiftUI.
– Super duper major reliability & performance improvements.
– Added a few new options to the settings page.
– Many bugs fixed.
Source code: https://t.co/676ZTfOdia
— Ginsu ☠️ (@ginsudev) July 24, 2022
さて、今回のGradi v2.0は…Swift&SwiftUIで開発された脱獄アプリとなっています!
過去にもいくつかSwiftで開発された脱獄アプリはありましたが、SwiftUIで開発された脱獄アプリは…初ではないかなと!(たぶん)
オープンソース
Gradiはオープンソースとなっており、GitHubでソースを見ることが出来るようになっています。
実際に見てみましたが、Swiftの時点でだいぶ読みやすかったのですが、SwiftUI…ボケっと眺めているだけでもなんとなくやっている事が分かる程度に、読みやすい!
Swiftで脱獄アプリを開発出来る「Orion」が利用されているため、いくつか制限はあるものの、Swift&SwiftUIで脱獄アプリを開発したい方には参考になるはずです…!
コメント
ようやくObjective-Cから解放される!?
従来の作り方から見るとOrionにはいくつか制限もあるので完全に置き換えられるか…というと難しい部分もあるかもしれません。
ただ、多くの事はOrionでも出来るとされていますので、今後もSwift製の脱獄アプリは増えていく…かもですね!
SANTAみたいな素人でもコードわかるんだwww
個人的な印象ですが、HTML / CSSを扱える方はSwiftUIは入りやすいのかなと思います。
実際に使用するのであれば、他のプログラミング言語を何か一つ扱えると、Swift&SwiftUIは非常に分かりやすいです!
私の場合よく使うのはPython、Ruby程度ですが、それでも簡単な自分用Macアプリを作れたレベルで、SwiftUI簡単で楽しいですよっ!(難しいことをしようと思うと、まだ足りない部分もあって色々と大変ですが…)
この記事とは関係ないですが、AppEditorのブートループの件、Taurineのリカバリで直せたりするんですかね?
RecoveryUtilityでの修復は、修復箇所が違うので…難しいのかな…と思います…。