iOS 15.0〜15.4.1向け脱獄【Dopamine】のアップデートが行われ、【Dopamine 1.1.1】がリリースとなっています。
いくつかのバグ修正や信頼性の向上、改善などが含まれているようです。
ただし、注意点もあるようなので、この辺りについても後述いたします。
Dopamine 1.1.1
【Dopamine】がv1.1.1へとアップデートされ、バグ修正などが行われました。ただし注意点について後述していますので、アップデート前にお読みいただければ幸いです。
更新内容
- launchdのクラッシュレポート用にクラッシュレポーターを追加しました。launchdがクラッシュした場合、詳細なクラッシュログを受けられるようになります。
- ptraceフックに関するオフセットの問題を修正
- 特定のライブラリから依存関係を解析する際に失敗していたmacho parserの問題を修正
- Wi-Fiの再有効化に関する信頼性を向上
- opainjectを1.0.6にアップデート
【注意点】 ランダムな再起動問題は修正されていません
Dopamineでは以前より「Spinlock Panic」や「意図しないランダムなデバイス再起動」の問題が発生する場合がありました。
前バージョンであるDopamine 1.1ではその部分が修正出来ているかも…とされていたのですが、残念ながら修正される環境もあれば、新たに発生してしまう環境もある…という状況。
今回のv1.1.1ではこれらの修正は行なわれていません。
開発者であるOpa334氏は引き続き原因を特定する作業を行っていますが、今回修正したポイントが原因ではなかったようだと報告されています。
そのため、今回のアップデートではランダムな再起動の修正は行なわれていないため、注意が必要です。
アップデート方法
Dopamineのアップデート方法は3種類用意されています。
通常であれば1つ目の「脱獄環境からDopamineをアップデートする方法」が楽でオススメ。
脱獄環境からDopamineをアップデートする方法
Dopamineアプリを起動すると画面下部に「アップデートがあります」との表示が出現しますので、こちらをタップしましょう。
*表示が現れない場合は、一旦Dopamineアプリを再起動すると表示されるはずです。
また、アップデート&インストールが完了すると…自動的にUserspace再起動が行われますので、これで完了!脱獄環境から離脱することなく、Dopamineのアップデートを行うことが可能です。
入獄状態からDopamineをアップデートする方法
*TrollStoreにてURLスキームが使用できる設定になっている必要があります(TrollStore > Settings > URL Scheme Enabledをオン)
入獄状態(デバイスを再起動した状態)からDopamineをアップデートする事も可能となっています。
ただし、この場合はDopamineを使用して脱獄環境へ戻る際に、Dopamineの更新内容が適用されるとなっており、少し適用タイミングが異なる点には注意が必要です。
方法は簡単で、Dopamineアプリを起動すると画面下部に「アップデートがあります」との表示が出現しますので、こちらをタップ。
続いて更新内容の確認画面が出現しますので、画面下部「アップデート」をタップしてください。
「Install」をタップしてDopamineのアップデートを実行しましょう。
TrollStoreを使用してDopamineをアップデートする方法
また、何かしらの理由でTrollStoreにて手動でアップデートしたい…という場合、それも可能です。
Dopamine 1.1.1のIPAファイルは【Dopamine.tipa】からダウンロードが可能で、TrollStoreのURLスキームを有効にしている場合は、以下のボタンよりIPAファイルのダウンロード&インストールが一括で行えます。
ダウングレードを行いたい場合
先述したように「ランダムな再起動問題」は修正されていないため、v1.1.1へアップデート後…ランダムな再起動が発生した or 発生が増えた…などの場合は安定していたバージョンまでDopamineをダウングレードするのがオススメです。
基本的に「v1.1」か「v1.0.5」のどちらかになると思いますので、以下より自身の環境で安定していたDopamineバージョンまでダウングレードしてあげましょう。
v1.0.5へのダウングレード
Dopamine v1.0.5のIPAファイルは【Dopamine.tipa】からダウンロードが可能。
ダウングレード後、デバイスを再起動してからDopamine 1.0.5で脱獄環境へ戻ることで適用されます。
また、TrollStoreのURLスキームを有効にしている場合は、以下のボタンよりIPAファイルのダウンロード&インストールが一括で行えます。
v1.1へのダウングレード
Dopamine v1.1のIPAファイルは【Dopamine.tipa】からダウンロードが可能。
ダウングレード後、デバイスを再起動してからDopamine 1.1で脱獄環境へ戻ることで適用されます。
また、TrollStoreのURLスキームを有効にしている場合は、以下のボタンよりIPAファイルのダウンロード&インストールが一括で行えます。
〆
v1.1.1へのアップデート後にランダムな再起動が増えた、脱獄環境へ戻ることができなくなった…などの報告も一部出ているようです。
逆にv1.1と大きな違いはないという方もおり、この辺りはv1.0.5とv1.1の時と同じ様に…環境次第になっていそうな感じでしょうか。
そのため、Opa334氏による原因特定作業&修正が完了するまでは自身の環境で一番安定しているバージョンのDopamineをご使用いただくのがオススメかなと思います。
コメント
正直、ランダムな再起動といっても、1時間に1回の頻度ならまだしも、1日に1回あるかないかのレベルだから、TrollStoreで7日間問題が解決されて、かつ紐付けでもないんだから、そこまで深刻な問題でもない気がする
なんでそこまで再起動を気にしてるのかがわからないや
サブ機で使ってるのと異なり、普段使いしている方は「弄り中に再起動」に遭遇する事も多いだろうから気になるかもね。
何故自分の環境が全てだと考えるのか。
1日1回あるかないかのレベルじゃないから、気になるわけで。
下手したら通話中にも再起動になったりする。
1.1.1にしたら1時間で2回再起動食らったから1.1に下げました。
palera1nもlaunchedのクラッシュあるらしいけど、なんなんだろうね