「Dopamine」や「Palera1n」のRootless脱獄などで採用されている脱獄アプリの親玉的存在【ElleKit】ですが、アップデートが行われ【ElleKit v1.1.3】がリリースされています。
いくつかの問題修正に加え、動作改善、不足していたAPIの追加などが行われている様です。
ElleKit 1.1.3
DopamineやPalera1nなどのRootless脱獄環境などで採用されているElleKitのアップデートが行われ、【ElleKit v1.1.3】がリリース。
Dopamine / Palera1n(Rootlessのみ)環境ではデフォルトリポジトリからリリースされていますので、リポジトリの更新後にアップデートが行えます。
更新内容
- movkやadrpなどをarm64アセンブラのクローバーチェックに追加し、ptrauth_auth_*関数が修正され、_dyld_get_image_nameフックを修正。
- ブランチチェックロジックの演算を修正
- Injectorを改良し、不正な形式のplistに対する耐性を向上
- libhooker / mobilesubstrate APIから不足している要素を追加
- その他、いくつかの変更を実施(詳細はGitHubを参照)
〆
ちなみに、ElleKitの開発者さんであるévelyne氏は、以前ElleKit 1.1を最後に開発を終了すると語っていたことがありました。
その際、バグ修正のみは行う可能性がある…とされていましたが、現在は「機能リクエストはあるか?」と意見募集していたりと、少しずつ開発に戻ってきている様です。
大規模なアップデート等があるかは不明ながらも、アップデートを継続してくれているのは嬉しい限り…!
コメント
一部の使えなかったアプリが、使える様になって良かったです。
ありがとうございます。