脱獄用インストーラー「Zebra」が次期バージョンで新デザインへの変更や新機能の追加を予定 [JBApp]

先程「CheyoteがiOS 15.x向け脱獄ツールの正式名称に」という報告が行われていましたが、それと同時にAaron氏よりZebraの次期バージョンについても報告が行われています。
次期バージョンとなる「Zebra 2」ではデザイン変更や新機能の追加が予定されているそうで、新デザインなどを確認できる画像も公開されています。

Zebra 2

CydiaやSileoに続く脱獄インストーラーである【Zebra】ですが、次期バージョンについての報告がZebra開発チームのリードデザイナーを務めるAaron氏より行われています。

【Zebra 2】とされる次期バージョンは、新デザインと新機能が特徴になるようで、どちらについても使い勝手の向上が目的となっているそうです。

検索機能の改善

これまではCydiaやSileoと同様に「検索タブ」となっていましたが、検索タブが廃止され、各タブの右上から検索を行えるようになったそうです。
検索を開始するタブに応じて検索結果も変化するようになっているそうで、関連性の高い結果が上位に表示される…という仕様に変更されたとのこと。

インストール画面の改善

脱獄アプリをインストールする際に出現する画面についても変更が加えられており、現在どの脱獄アプリのインストール作業を行っているのかが分かりやすいデザインに。
Sileoも比較的分かりやすいデザインが採用されていますが、それよりも直感的で分かりやすいデザインになっています。

ちなみに「Show Details」ボタンからは従来のログ画面も呼び出せますので、例えば何かしらのエラーが出てしまった…なんて時にもエラー確認が出来ますので、その辺りも安心。

キューの改善

個人的に一番感動したのがキュー画面！どの脱獄アプリと依存関係があってインストールされるのか…がひと目で分かるデザインとなっています。
地味な部分ではあるのですが、どの脱獄アプリがどのパッケージを必要としているのか…がひと目で分かるため、なんだこれ？とならずに済み、非常にイイのではないかなと！

また、リポジトリが登録されていない依存関係についても、リポジトリが登録されていない事がすぐに分かり、そしてすぐに登録できるデザインは、素晴らしい！
Sileoでも似た機能が搭載されていますが、これが出来ると楽ちんなんですよね。それをよりわかりやすいデザインにしてくれているのが、イイ！

その他

今回メインで紹介された部分についてはこれだけなのですが、これ以外にも色々と新機能の追加・改善が用意されているそうで、Zebra 2.xにて随時追加されていくとのこと。

ちなみにiPad版Zebra 2についても画像が公開されているのですが、こちらも非常に使い勝手が良さそう。

Aaron氏はリードデザイナーを引退

また、Aaron氏は数年に渡って脱獄関連のデザイナーとして活躍してきた方ですが、今回…Odysseyチーム＆Zebraチームのリードデザイナーから身を引くことが発表されています。

ZebraチームとしてはShuga氏が今後デザインを担当することになる様で、TaurineやCheyoteを開発するOdysseyチームではAmy氏とMcGuire Wood氏に引き継ぎが行われるとのことです。

今後についてですが、リードデザイナーという役割からは離れるものの、今後も脱獄開発者への支援やフィードバック、アイデア出しなど、積極的に関わっては行っていくよ！としています。

〆

イイですよね、Zebra。好きです。でも…個人的にはまだSileoやCydiaを捨ててZebraをメインにするという感じではなく、あくまでサブインストーラー的な使い方になっています。
ただ、Zebra 2.xになり、今回報告された新機能などが反映されれば、メインインストーラーの座…あり得る気がしてくる…。

実際、Zebraの開発スピードはかなり早くて、どんどん軽量かつ高機能になっていくんですよね。
Sileoで便利だなぁと思った機能も、Zebraにもすぐに追加されたり、元々搭載されていたり、ビビります。