OTAアップデートを無効化する「KillMyOTA」のkfd Exploit版が開発中、iOS 16.5以下で使用可能な模様

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OTAアップデートを無効化する「KillMyOTA」というアプリが、以前MacDirtyCow Exploitを利用してリリースされていました。
tvOS Betaプロファイルなどを使用せずにOTAを無効化出来るため、期限などを意識する必要がなく、より安全にOTAを無効化出来て便利なアプリでした。

そんなKillMyOTAのkfd Exploit版が開発中であると、作者であるhaxi0.app氏より報告が行われています。

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kfd Exploit版KillMyOTA

MacDirtyCow Exploit版KillMyOTAの開発者さんでもあるhaxi0.app氏より「Coming soon…」と2枚のスクリーンショットが公開されています。
公開されたスクリーンショットを見る限り、どうやらkfd Exploitを利用したOTAアップデート無効化アプリとなっている模様。

そのため、kfd Exploit版KillMyOTAの開発予告であるのかな…と思われます…!

iOS 16.5以下で使用可能か

スクリーンショットでもiOS 16.5が使用されていますが、kfd Exploitは以下のバージョンで使用可能となっており、最低でもiOS 16.2〜16.5では利用できる物と思われます(iOS 16.0〜16.1.2はMacDirtyCow版が対応済み)。

  • iOS 15.0〜15.7.6
  • iOS 16.0〜16.5
  • iOS 16.6 Beta 1(Beta 2でも実行は可能なものの、不安定であり非推奨)

ベータプロファイルよりも…

OTAアップデート無効化で利用される一般的な手法としては、tvOS Beta Profileを使用するものがあります。
もちろんこちらでも同様の効果を得られるのですが、ベータプロファイルには利用期限が設定されており、例えば現在利用可能なtvOS 16 Beta Profileでは「2024年1月31日」に期限が設定されています。

期限前に新たなプロファイルへ切り替える必要があり、これを忘れるとOTAアップデートが降ってくる…という、アップデートしたくない勢にとってはビビる状況に…。

ですがKillMyOTAの様な手法であれば期限はないため、ベータプロファイルを利用するよりも安全にOTAアップデートを無効化することが出来るメリットが。

KillMyOTAはサブ機など「もうアップデートはしないぞっ!」というデバイスで利用すると、ベータプロファイルの期限忘れの心配もなくて安心なんですよね…。
脱獄を行っているデバイスであればそちらで無効化しちゃうのが手っ取り早いですが、未脱獄環境だとKillMyOTA…めっちゃ便利だったりも。

コメント

  1. WDBRemoveThreeAppLimitは全く更新される気配ないなあ

  2. apple tv 4kを16.5に遅延アップデートしときたいんだけど、
    Apple Configurator 2って無線接続でもできるのかな?

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