iOS 11.1.2以下の時も登場していた、入獄環境でも使える「Filza File Manager」こと…【FilzaEscaped】。
どうやらiOS 11.3.1への対応作業が行われているそうです。デモ動画も公開されたので、ちょこっとご紹介。
FilzaEscaped
iOS 11.1.2以下向け脆弱性がIan Beer氏から公開され、脱獄ツールであるElectraが登場するまでの間、入獄環境でも使える「Filza」がいくつか登場していました。
中にはオリジナル作者さんの許可を得ず、DRM回避を行い違法となってしまっていた物もあったほど…。
その中で【FilzaEscaped】はオリジナル作者から許可を得て、DRM回避なども行わずに開発された物でした。
脱獄がリリースされた後は、オリジナル版が対応するまでの間「非公式版」としてCydiaからインストール可能だったこともあります(その後、変更点などをオリジナル作者さんに伝え、オリジナル版のアップデートに繋がります)。
iOS 11.3.1対応版が開発中…!
そんな【FilzaEscaped】ですが、Ian Beer氏により公開されたiOS 11.3.1以下向け脆弱性を採用した…iOS 11.3.1対応版が開発中とのこと!
名称が【FilzaEscaped limited 11.3.1】に変更されるかも?しれませんが、内容的には同じ。
リリースはrootの再マウント手法が公開された後に
APFSスナップショットという仕組みがiOSには備わっており、rootへの変更が確認された場合…デバイスの再起動時に全て修正・削除され純正のシステムファイル環境へ戻るという仕様になっています。
Filzaの用途的に、これは非常に問題…。
そのため、APFSスナップショット回避(rootの再マウント)の手法が必要なのですが、これについては既に別の開発者さんが開発中&近い内に公開予定です。
これが公開され次第FilzaEscapedにも組み込まれ、リリースという予定になっているようです。
〆
APFSスナップショット回避は脱獄にも必要な手法ですので、脱獄が完成するまでの道のりに、FilzaEscapedが…といった雰囲気ですかね?
Filzaが使えるようになると、多少iOS上でも遊べるようになってくるので、期待期待。
コメント
え、めっちゃええやんけ
これは嬉しすぎる!!!
うれしー
これもやっぱり有料版垢とXcode必要なのでしょうか?
multipathの脆弱性を使用している場合は、今のところ例外なく有料の開発者アカウント&Xcode環境が必要になると思われます。
ただ、Ian Beer氏が今週リリースを予定している別の脆弱性に切り替えることが出来た場合は、その必要がなくなり、ipa形式でのリリース&Impactorを使ったインストールが行えるようになるのかな…と思います。
なんと!システム改変があるとスナップでロールバックさせるんですね~
ハックされても再起動すれば巻き戻しが効くってAppleさん良く考えてるなぁ。
最近の Apple の iOS への力の入れ方は尋常じゃないですよね
他のメーカーでは絶対に真似できない…
なんか、従来の脱獄と盛り上がり方が違うね
脱獄無しでも中のデータ見れるって事?
データ見るだけなら難しくはないはず
読み書き出来るかが問題
見る=読むでは
書きが大事
はい、動画にもあります通りrootへの読み書きも行える様に開発中とのことです
ありがとうございます!
やったーこれだけで充分です。
以前未脱獄で入れてみましたが
いい感じでした。
すぐに11.3.1に上げたので
殆どさわれませんでしたが・・・
ただアプリ名で表示されず
英数字だったと思います。
7月になってもまだ公開されない。本当に開発してるの?