macOSで使用可能な「libhooker」をCoolStar氏が開発か、Macで脱獄アプリが動作する様に…?

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現在iOS 15.0〜15.1.1向け脱獄を開発しているCoolStar氏ですが、その過程でlibhookerをmacOSで動作させることに成功したとの報告が行われています。
実際にリリースされればMacでTweak(いわゆる脱獄アプリ)を使用することが出来る…様になるかも?

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libhooker for Mac

CoolStar氏より「システム全体にTweaksを適用可能なMac用のlibhookerが欲しい人はいますか?」として、以下画像がDiscordにて公開されています。
画像はXcodeのログ部分と思われますが、libhookerがMacで動作している様子。

news-upcoming-libhooker-for-mac-coolstar-20220706-2

動作環境は?

libhooker for MacはM1などのApple Silicon環境で動作可能となるようで、Intel Macでは動作できない可能性があります。
また、「macOS 11.0 – 12.3.1向け」とされているのですが、たぶん…CoreTrust脆弱性がこれらmacOSバージョンには存在するため、SIPを無効にする必要がないという意味なのかなと思います。
SIPを無効にすれば…macOS 12.4以降でも動作する(もしくはSIP有効でも制限的に動作可能?)かも?

Macでlibhookerを使う意味は?

iOSでは脱獄アプリ(Tweaks)を動作させるための親玉的存在のlibhookerですが、これをMacで使う意味はあるのか?が気になるところ。

実際の利用例が出てこないとなんとも言えない部分ではありますが、例えば通常であればシステム等のファイルを編集する必要のある事が、それを行わずとも変更が行えるようになります。
また、基本的にはiOSの脱獄アプリで出来るような事は…Macでも出来る可能性が。

特に最近はiOSとMacだと共通する部分も多く、iOSアプリなどもMacで動作するため、こういったアプリに対する調整がlibhookerで行える可能性も…ありそうです。

この構想はSaurik氏が2010年頃にCydia Substrate(当時はMobile Substrateと呼ばれていましたが)のMac版を計画していた頃からちょこちょことありました。
実際にSubstrate風の物をMac用にリリースしていた方も居たりしたのですが、どうしてもiOSと当時のMacでは仕様が異なりすぎて流行らず…。

ですが最近…特にApple Silicon MacはiOSとの共通点も多く、脱獄アプリからの移植なども含め、意外と面白そうな気はしたり…!
ただ、Macでは純正でも結構いろいろな事が出来る…という前提があるので、実際にlibhooker for Macを活用するようなTweaksが登場するかは…リリースされてみるまでは分からない感じかなと…。

コメント

  1. これは面白い情報!!

  2. IPAインストール出来るのってM1の11.2.3までだもんな。
    12.3.1でIPAがインストール出来るならチョット便利。

    • Playcoverっていうやつでできるよ

  3. アプデしちゃったよー…
    futurerestoreとかないよね?

    • macOSはSHSHみたいなのないから、データ消せばいくらでもダウングレードできるよ

  4. DockやLaunchpadの配置、通知センターのデザイン変更、App Storeアプリのアイコン変更、ipaアプリの無制限インストール、マルチタスク画面の制限解除、iOSアプリの比率変更(外部モニター扱い)、非公式ドライバー…

    ちょっと考えただけで色々できそう

  5. リリースされたらlibhooker使って遊んでみたいな

  6. この記事に関係ないんだけど、M1チップのiPad Pro iPadOS15.1って脱獄出来る?

    • 今開発中だよ

  7. まあSIP無効でいいかな

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