iOSの仮想化サービスCorelliumが「iOS 16の脱獄環境」に対応へ、ただし一般ユーザーへの影響は…ほぼなし。

(1)

iOSの仮想化サービス(シミュレーター)を提供している「Corellium」が、さっそくiOS 16 / 脱獄環境への対応を行っていることが報告されています。

ただ、スクリーンショットの公開だったため、iOS 16で脱獄に成功したかのような印象を受けてしまっている方もいるようなので、この辺りについて記しておきたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

CorelliumがiOS 16 / 脱獄環境に…

Corelliumが上記の報告を行い、iOS 16にてCydia等がインストールされているスクリーンショットを公開しました。
表記を見ると…iPhone 8 / iOS 16.0(Beta 1)にて脱獄が行えている…という環境に見え、iOS 16で脱獄に成功したかのように受け取ってしまっている方もチラホラと…。

シミュレーター上での動作

CorelliumはiOSの仮想化サービスを提供している企業であり、公開されているスクリーンショットもシミュレーター上で動作している物です。
そのため、通常のiOS環境とは異なり、好きなように弄る事が可能であり、脱獄に成功しているわけではないので注意が必要です。

セキュリティ研究者の方向け

ではこれは何か?という点ですが、こちらはセキュリティ研究を行っている方がシミュレーター上で解析などを行うために使用する物です。
あくまでシミュレーター上に脱獄環境が用意され、各解析や概念実証などが行えるようになっている…ということになります。

そのため、現状ですと…一般ユーザー(脱獄ユーザーも含む)には”ほぼ”関係ない報告…となります。

脱獄開発でも活躍した歴史

とはいえ、Corellium自体は過去の脱獄開発で大活躍してきた存在でもあります。
シミュレーターなのでどんなに環境を破壊したとしても「ポチっ」だけで環境をリセット出来ますし、好きなバージョンやデバイスを選ぶことができ、脱獄開発でのテスト作業などがCorelliumで行われてきました。
また、脱獄に利用されているExploitのいくつかもCorelliumを利用して発見・開発されていたりもします。

そういった意味では…一般ユーザーとも無関係というわけでは無かったりしますが、すぐに影響があるかというと…たぶん無いです…。

昔から脱獄を嗜んできた方にとっては恒例の報告ではあるのですが、ちらほらと勘違いしてしまっている方も居たので、一応…。
過去・現在・未来の脱獄開発でCorelliumが活用されるのは既定路線ではあると思いますが、とりあえずは…そんな感じということで…。

ちなみに、脱獄犯的なお話をしますと…Corelliumを立ち上げたのは「iPhone Dev Team」、「Chronic Dev Team」、「evad3rs」などなど…伝説的な脱獄チームに所属していたメンバーさん達だったりします。
iPhoneOS 1.x時代から脱獄コミュニティで活躍してきた方々が立ち上げたサービスということです。
そういった事もあって、個人的にはAppleとの訴訟問題も勝利で終わったCorelliumですから、今後もどんどんと成長していき、どんどんと面白いことをやっていってくれると…嬉しいな…なんて謎の目線で応援していたりします…。

コメント

  1. (´༎ຶོρ༎ຶོ`)

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました