先週「iOS 18.7.2 / iPadOS 18.7.2」がリリースされていましたが、本日…前バージョンであるiOS 18.7.1 / iPadOS 18.7.1のSHSHが発行終了となっています。
SHSHの発行が終了
本日「iOS 18.7.1 / iPadOS 18.7.1」のSHSHが発行終了となりました。
iOS 18.7.2のリリースから8日後での終了となっており、いつも通り1週間前後という事になっています。
これにより、現時点で発行中のSHSHは以下のとおりです。
- iOS 26.xサポート対象のデバイス向け:iOS 26.1 / iPadOS 26.1
- iOS 18.xでサポート終了となっているデバイス&代替OTAアップデート向け:iOS 18.7.2 / iPadOS 18.7.2
注意点
ちなみに、iOS 18.7以降は「iOS 18.x / iPadOS 18.xでサポート終了」となっているiPhone XS / XS Max / XR、iPad 7向けにはIPSW(ファームウェア)ファイルもリリースされていますが、それ以外のデバイスでは「代替OTAアップデート」のみとなっている点には注意が必要です。
そのため、iOS 26.x / iPadOS 26.xにアップデートしてしまっている場合には代替OTAアップデートはすでに利用できず、ダウングレード等は行えません。ご注意ください。
SHSHが発行終了するとどうなる?
「iOS 18.7.1 / iPadOS 18.7.1へのアップグレード、ダウングレードを含む全ての復元が出来ない」という事になります。
これらのファームウェアを手動で選択してiOSの復元を行おうとしても、SHSHが発行されておらず認証が出来ないため『不明なエラー(3194)』が発生し、復元が失敗します。
そのため、今後はSHSHが発行されているバージョンへの復元・更新にのみ限定されることとなります。

脱獄などへの影響は?
脱獄に関しては「Dopamine」にてiOS 16.5 / 16.5.1 / 16.6.1まで脱獄が可能(対応バージョンはデバイスにより異なる)となっており、今回のSHSH発行終了での大きな影響はありません。
また、A11以下のデバイスについてはPalera1nにてiPadOS 18.7.2の脱獄が可能となっています。
SEPに関して
iOS 16.x以降はすべてFuturerestoreがSEPを正常に扱えず、更に新仕様に未対応な状況となっているため、使用できない状況が続いています。
その他について
misaka / TrollStoreに関しては「iOS 16.6.1 / iPadOS 16.6.1」までインストール&使用可能、TrollStoreについては「iOS 17.0 / iPadOS 17.0」まで使用可能となっています。
SparseRestoreに関して
【Nugget】を使用することでiOS 18.1以下であれば使用可能。また、iOS 18.1.1 / iOS 17.7.2でも一部カスタマイズ(シャッター音無音化やApple Intelligence有効化など)は適用可能となっています。
ただし、iOS 18.2 / 17.7.3以降では完全に修正が入っており、SparseRestoreを利用したカスタマイズはごく一部(デーモンの無効化など)を除き使用不可となっていますのでご注意ください。


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