先週「iOS 18.3 / iOS 18.3」と「iPadOS 17.7.4」がリリースされていましたが、本日…前バージョンであるiOS 18.2.1 / iPadOS 18.2.1とiPadOS 17.7.3のSHSHが発行終了となっています。
SHSHの発行が終了
本日「iOS 18.2.1 / iPadOS 18.2.1」と「iPadOS 17.7.3」のSHSHが発行終了となっています。
これにより、現時点で発行中のSHSHは以下の通りになります。
- iOS / iPadOS 18.x対応デバイス: iOS 18.3 / iPadOS 18.3のSHSHのみ発行中
- iPadOS 18.x非対応デバイス: iPadOS 17.7.4のSHSHのみ発行中(iPhoneシリーズにiOS 17.xでサポート終了となっているデバイスがないため、iOS 17.7.4はありません)
SHSHが発行終了するとどうなる?
「iOS 18.2.1 / iPadOS 18.2.1やiPadOS 17.7.3へのアップグレード、ダウングレードを含む全ての復元が出来ない」という事になります。
これらのファームウェアを手動で選択してiOSの復元を行おうとしても、SHSHが発行されておらず認証が出来ないため『不明なエラー(3194)』が発生し、復元が失敗します。
そのため、今後はSHSHが発行されているバージョンへの復元・更新にのみ限定されることとなります。
脱獄などへの影響は?
脱獄に関しては「Dopamine」にてiOS 16.5 / 16.5.1 / 16.6.1まで脱獄が可能(対応バージョンはデバイスにより異なる)となっており、今回のSHSH発行終了での大きな影響はありません。
また、A11以下のデバイスについてはPalera1nにてiPadOS 18.3 / 17.7.4の脱獄が可能となっています。
SEPに関して
iOS 16.x以降はすべてFuturerestoreがSEPを正常に扱えず、更に新仕様に未対応な状況となっているため、使用できない状況が続いています。
その他について
misaka / TrollStoreに関しては「iOS 16.6.1 / iPadOS 16.6.1」までインストール&使用可能、TrollStoreについては「iOS 17.0 / iPadOS 17.0」まで使用可能となっています。
SparseRestoreに関して
【Nugget】を使用することでiOS 18.1以下であれば使用可能。また、iOS 18.1.1 / iOS 17.7.2でも一部カスタマイズ(シャッター音無音化やApple Intelligence有効化など)は適用可能となっています。
ただし、iOS 18.2 / 17.7.3以降では完全に修正が入っており、SparseRestoreを利用したカスタマイズはごく一部(デーモンの無効化など)を除き使用不可となっていますのでご注意ください。
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