「iOS 15.7.9」&「iPadOS 15.7.9」のSHSHが発行終了、iOS 15.8リリースから1週間後

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先週、iOS 16以降が非サポートとなっているデバイス向けに「iOS 15.8 / iPadOS 15.8」がリリースされていましたが、本日…前バージョンとなる「iOS 15.7.9 / iPadOS 15.7.9」のSHSHが発行終了となっています。

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SHSHの発行が終了

本日「iOS 15.7.9」&「iPadOS 15.7.9」のSHSHが発行終了となり、現在は「iOS 15.8、iPadOS 15.8」のSHSHのみがiOS 16以降が非対応となっているデバイス向けに発行されている状況になっています。

最新版であるiOS 15.8リリース日から見ると「6日後」となっておりいつも通りという感じでしょうか。
ちなみに、同時に以下のバージョンもSHSHが発行終了となっており、これらも全てアップデートから1週間後に発行終了ということに。

SHSHが発行終了するとどうなる?

iOS 15.7.9、iPadOS 15.7.9へのアップグレード、ダウングレードを含む全ての復元が出来ない」という事になります。
これらのファームウェアを手動で選択してiOSの復元を行おうとしても、SHSHが発行されておらず認証が出来ないため『不明なエラー(3194)』が発生し、復元が失敗します。
そのため、今後はSHSHが発行されているバージョンへの復元・更新にのみ限定されることとなります。

ios50-shsh-closed-01

脱獄などへの影響は?

A12以降のデバイスに関してはiOS 15.4.1までの脱獄(Dopamine)となっており、今回のSHSH発行終了での影響はありません。
A11以下のデバイスについてはPalera1nにてiOS 16.x / iPadOS 17.xまで脱獄が可能となっていますので、こちらに関してもSHSH発行終了での影響はありません。

SEPに関して

SEP / BBに関してはiOS 15.7.9同様に互換性がある状態が保たれているとの報告が出ており、これが正しければ大きな影響はないものと思われます。

その他Exploitなどについて

  • 【kfd Exploit】:iOS 16.5 / 15.7.6以下を維持
  • 【CVE-2023-41981(PPL Bypass)】:iOS 16.6.1以下を維持
  • 【CVE-2023-41991(CoreTrust)】:iOS 17.0 / 16.6.1以下を維持

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