現在DopamineやPalera1nのRootless脱獄などで採用されている脱獄アプリの親玉的存在【ElleKit】ですが、アップデートが行われ【ElleKit v1.1.1】がリリースとなっています。
ログ関連の問題修正に加え、セーフモード関連の変更が行われています。
ElleKit v1.1.1
DopamineやPalera1nなどのRootless脱獄環境などで採用されているElleKitのアップデートが行われ、【ElleKit v1.1.1】がリリース。
Dopamine / Palera1n(Rootlessのみ)環境ではデフォルトリポジトリからリリースされていますので、リポジトリの更新後にアップデートが行えます。
更新内容
- 「.ekenablelogging」が存在しない場合でもログ機能が有効になっていた問題を修正、これにより巨大なログファイルが生成されてしまう問題が修正されます
- iOS 17.4 Beta 1へのサポートを追加
- 脱獄検知に関するコードを改善
- セーフモードアラートを「Exit Safe Mode」と「Dismiss」に変更
- SpringBoardにてステータスバーをタップするとセーフモードアラートを表示するように変更
- ElleKitのインストール / アップデート時にログファイルを削除するように変更
- rootfulのログパスを修正
セーフモード時の変更点
これまでElleKitのセーフモードは「リスプリングすると通常環境へ戻れます」というアラートが表示されるだけで、リスプリング等の実行は別手段で行う必要がありました。
ですがElleKit 1.1.1よりアラートの仕様が変更され、「Exit Safe Mode(リスプリングを実行)」と「Dismiss(アラートを閉じる)」が選択できるようになっています。
また、セーフモード時はステータスバーが赤色となり、こちらをタップすることで上記のアラートを即座に呼び出すことができるようになっています。
使い勝手としてはSubstrateやSubstituteなどと同じような感じに。
〆
Palera1n脱獄などで、一部の条件が揃ってしまった環境ではログが巨大なファイルサイズになってしまうなどの問題が発生する場合があったようなので、とりあえずアップデートしておくのが良さそうです。
コメント
アプデなくておかしいなぁとか思ってたら、Xinaユーザーだったw
1.1.2来てます