今から11年以上前にリリースされた「iOS 5.1」ですが、これまでiPhone 4Sでは脱獄が行えないバージョンとなっていました。
そんなiPhone 4S / iOS 5.1の組み合わせでの脱獄が…登場!
g1lbertCFW
今回リリースされたのは【g1lbertCFW】というツールで、現時点ではiPhone 4S / iOS 5.1の完全脱獄を行うためだけのツールとなっています。
いまでは懐かしいCFW(カスタムファームウェア)を作成するツールとなっており、g1lbertCFWにてCFWを作成し、kDFUモードへ入れたiPhone 4Sに適用する…という方式。
g1lbertCFWはmacOSで動作する様になっているため、使用にはMacが必要となっています。
過去最長…4127日で達成
iOS 5.1のリリースは「2012年3月7日」であり、今回のg1lbertCFWのリリースは「2023年6月26日」です。その間…実に4127日となります。
これはiOSがリリースされてから脱獄されるまでの最長期間になるかなと思われます。
ちなみに、なぜこれまでiPhone 4S / iOS 5.1の脱獄が行われていなかったのか?ですが、AbsintheがiOS 5.1.1の脱獄に対応していたため、当時iOS 5.1の重要性は低かった…という事に尽きるのかなと。
リリース目的は…
なぜ今これをリリースしたのか?について、開発チームからは「バグレポートを作成するため、g1lbertCFWを開発した」と語られており、特にそれ以外の意図は無いようです。
また、現時点では「開発者向けベータ版」という扱いですので、もし仮にご使用になろうと思った方はこの点はご注意ください。
〆
お…おう…。目的があったとはいえ、今iOS 5.1を対象にするとは…それはそれで、すごい…。
個人的にiOS 9.x辺りまでは家での音楽再生などに使うのもアリかな…なんて思ったりしているのですが、流石にiOS 5.1は…どうなんだ!?
ただ、LightningではなくDockコネクタであるiPhone 4Sなどには一部で需要があったりもするようなので、そういった方には面白い選択肢になる…のかも…?
いや…でも…iPhone 4SはiOS 9.xまでは対応しているので………なんて使い道を考えてしまうのですが、たぶんそういうことじゃない!
コメント
ロマンですね。考えてはいけないのです。
iphone 4s
何気に、あのサイズ感が好きで 手元に一台残してあります(^^)
わかる
このサイズこそスマートフォンと言うべきだと思う
iPhone4S懐かしい
3GSからの機種変でRetina液晶の綺麗さに驚いたおもひで
需要は薄いけど、11年前のものに取り組むなんて素晴らしい。14.4.1のiPhone使ってますがiPhone買いたいけど15.4.1以下のiPhone13proMax か14proMaxなかなか見つからない。現行iOSで脱獄できてたのが懐かしい
14で見つかるわけない
14proMaxは登場時からiOS16でしたので望み薄だと思います。