Checkra1n関連プロジェクト「PongoOS」がiOS 15&16に対応、予想される今後の展開は…

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BootROM Exploitを採用した脱獄ツール「checkra1n」ですが、iOS 14.xへの対応を最後にアップデートが行われていない状況が続いています。
ただ、開発自体は引き続き行われていた様で、今回関連プロジェクトである【PongoOS】がiOS 15 / 16に対応となっているようです。

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PongoOSのプレビュー版が登場

Checkra1nのコアとなっているプロジェクト「PongoOS」ですが、昨年より行われていた作業が一区切りついた様で、今回プレビュー版ではあるもののアップデートが行われています
また、一部成果はGithubでも確認することが可能です。
ちなみにプレビューは「checkra1n 0.1337.0」となっていますが、あくまでPongoOSを起動するための物であり、脱獄が行えるわけではないので、この点は注意が必要です。

pongoos-on-a7-a11-devices-on-any-ios-version-2

iOS 15 / 16に対応

今回のPongoOSプレビュー版では「A7〜A11デバイスの、ほぼ全てのiOSバージョンでPongoOSを起動できるはずです」との説明が行われています。
これまでiOS 14.xまでは対応されていましたので、それに加えてiOS 15 / iOS 16にも対応という事に。

ただし、これはあくまで「PongoOS」がiOS 15 / 16で起動できるという話であり、Checkra1nでの脱獄が行えるようになった…という事ではありません。

予想される今後の展開は?

今回はPongoOSのiOS 15 / 16に対応した…というだけではあるのですが、今後下記のような展開が予想できる…かもしれません。

Checkra1nのiOS 15 / 16対応

まずは「Checkra1nがiOS 15 / 16に対応するのでは?」という展開予想が出てくるかと思います。
もちろん可能性としてはあるとは思いますが…現時点では予定の報告などは行われていません
また、iOS 15 / 16でCheckra1n脱獄が出来るようになるにはそれなりの作業が必要になってくるとのことなので、すぐに…というのは難しいのかもしれません。

Palera1nなどがPongoOSを使用する

BootROM Exploit「Checkm8」を採用している脱獄と言えば、iOS 15 / 16向けにリリースされている【Palera1n】などがあります。
これらの脱獄にPongoOSが利用される可能性は十分に考えられる動きかなと。もちろん、採用するかどうか、それによるメリットはどの程度あるのか、これらは開発者さんの判断によりますが…。

仮にこれらがPongoOSを利用した場合、大きなメリットとしてA10デバイスでパスコードを有効化出来る可能性が出てくる…かもしれません。
ただし、A11デバイスではiOS 14.xまでのCheckra1n脱獄同様にパスコードは無効化しておく必要があります。

ということで、現時点ですぐになにか大きな動きにつながる…というわけではないのですが、Checkm8ベースの脱獄にとってはメリットとなる可能性がありそうです。
もちろん”妄想を多分に含む”ではあるので、とりあえずは今後の動きを見つつ…今はPalera1nなどの脱獄で遊んでおくのが良さそうですね!

コメント

  1. うーん

  2. A11以下も単体できるようになって欲しいなぁ…
    Palera1n脱獄ってwindowsだとダメですもんね。
    USBメモリーにLinuxのやつ入れてやる方法みたいなやつのやり方って紹介されてますでしょうか?(語彙力がなくて本当に申し訳ない)

    • 普通にLinux入れればよくね?

      • デュアルブートじゃないと動かんぞ

        • ならデュアルブートにすればいいだけじゃね

  3. 安価で中古macを手に入れた方が早いかと。

    • Macって中古でも高いけどな
      普通にlinuxでいいやん
      出来ないならやるべきじゃないと思う

  4. もうPalera1n PongoOSに対応してるよ。

    • Palera1nのrootlessがPongoOSに対応したようですね

      • ついでにA10でのパスコードもオンにできるようになりました

      • Tetheredならrootfullも対応してるよ

  5. wsl2でwindowsで動かせないのかな

  6. スレチですがご教示いただきたく…
    Checkra1n 0.12.4beta ios13.6 iPhone8
    Substrare系のTweakが突然動作しなくなり、設定アプリからもTweakが表示されなくなったので、過去記事等漁って Electra での対処法を試みようとしたのですが、記事内の手順で、Filzaにて /Library/MobileSubstrate/ 「DynamicLibraries」のタイプが Directory となっていたので症状は同じだと思うのですが、Chekra1nでは Cydia substrate?が使用されているため同方法では解決できませんでした。
    Cydia Substrateの再インストール、RocketBootstrapの再インストールをしても解決せず、
    Batchomaticを使って、Tweakのバックアップを取って、Checkra1nから Reboot System で入獄後、再脱獄からbatchomaticでtweakの再インストールの後、設定アプリでTweakが表示されましたが動作せず… 「DynamicLibraries」のタイプも変わらず Directory のまま変わりません。
    どなたか解決方法のご教示願えないでしょうか?

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