Taurineなどの脱獄環境向けに「libhooker」と「libhooker Configurator」がアップデート [JBApp]

Taurine、Odyssey、Chimeraなどで採用されている脱獄アプリの親玉【libhooker】ですが、アップデートが行われlibhooker v1.6.9がリリースとなっています。
また、脱獄アプリの有効範囲などを細かく設定するための【libhooker Configurator】も同時にアップデートが行われています。

libhooker 1.6.9

Taurine、Odyssey、Chimeraなど向けに【libhooker 1.6.9】へとアップデートが行われ、デフォルトリポジトリであるOdyssey Repoより配布されています。

更新内容

• iOS 15.xへの初期対応を追加
• libbooker自身へのフックに対応
• より多くのシステムメソッドをフック出来るように

Betaリポジトリが登録されている場合…

ちなみに、libhookerのベータリポジトリ「https://repo.theodyssey.dev/libhooker-beta/」が登録されている場合、libhooker v1.6.9のアップデート通知が来ない場合があるようです。
この場合はベータリポジトリを削除していただき、1.6.9をバージョン指定でインストールしていただくと対処が出来ます。

libhooker Configurator 1.3

また、libhooker環境にて脱獄アプリ（Tweak）やデーモンなどの有効・無効、動作範囲などを調整することが出来るユーティリティ【libhooker Configurator】もアップデートが行われています。
こちらもlibhookerと同じくデフォルトリポジトリであるOdyssey Repoより配布されています。

更新内容

• アプリ / デーモン一覧画面に検索バーを追加
• 誤字を修正
• トルコ語 / ベトナム語の翻訳を追加

〆

libhooker 1.6.9のベータテストは昨年9月から行われており、バージョン数もだいぶ飛んでいたので長めのテスト期間になるかな…と予想されていましたが、半年以上のテスト期間を経て…正式版となりました。
あまりガッツリと機能が追加されたといった様な感じではないのですが、安定度に関しては比較的評判もイイようなので時間がある時にでも更新しておくのが良さそうです。