先日、脱獄アプリの親玉的存在である「ElleKit」が「ElleKit 1.1.1 / ElleKit 1.1.2」とアップデートされていましたが、RootHideやRootHide Bootstrap向けにも同様のアップデートが行われています。
ElleKit 1.1.2 for RootHide
「RootHide」や「RootHide Bootstrap」では、一般的なRootless脱獄とは少し異なる仕様となっているため、公式版ElleKitは非対応となっています。
ですが、これら環境でもElleKit(RootHide氏による対応版)が使用されており、こちらのアップデートが行われました。
RootHide / Bootstrapの標準リポジトリである「roothide repo」よりリリースされていますので、リポジトリの更新後にアップデートを行いましょう。
更新内容
一部RootHide / Bootstrapとは無関係の修正点なども含まれていますが、公式版ElleKitへの追従ということになっています。
- [1.1.1] 「.ekenablelogging」が存在しない場合でもログ機能が有効になっていた問題を修正、これにより巨大なログファイルが生成されてしまう問題が修正されます
- [1.1.1] iOS 17.4 Beta 1へのサポートを追加
- [1.1.1] 脱獄検知に関するコードを改善
- [1.1.1] セーフモードアラートを「Exit Safe Mode」と「Dismiss」に変更
- [1.1.1] SpringBoardにてステータスバーをタップするとセーフモードアラートを表示するように変更
- [1.1.1] ElleKitのインストール / アップデート時にログファイルを削除するように変更
- [1.1.1] rootfulのログパスを修正
- [1.1.2] Palera1n / meowbrek2の組み合わせで使用している環境にて、問題が発生していたのを修正
〆
「RootHide」と「RootHide Bootstrap」どちらの環境についてもElleKitは使用されていますので、アップデートをしておくと良さそうです。
また、報告を見ていると「Serotonin」を使用している環境では一部不具合が修正されたとのお話も出ていたので、アップデートしてみるとイイかもしれません。
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