「Chimera」や「Electra」向けインストーラー【Sileo】がv1.1.0へとアップデートされています。バグ修正や最適化などが行われているようです。
また、アップデート後に問題が発生する場合についても報告されているため、その辺りについてもご紹介。
Sileo v1.1.0
【Sileo v1.1.0】へとアップデートが行われています。
Chimera、Electra、どちらの環境についてもデフォルトリポジトリからリリースされていますので、追加は不要。リポジトリ更新後にSileoのアップデートを行いましょう。
また、更新作業の最後にリスプリングせずSileoがクラッシュする様な動作となりますが、仕様です。
更新内容
- ソース(リポジトリ)が消えてしまう問題を修正
- 基本リポジトリとして、Electra / Chimeraリポジトリを使用していない脱獄環境にも対応(*APT 1.8が必要です)
- 未使用のコードを削除し、Sileoを最適化
リポジトリが消えてしまう問題
Sileo v1.0.8では「初期修正」、v1.0.9では「修正されていることを願う」とされていた、登録リポジトリが消えてしまう問題ですが、改めて修正が入っています。
今回はカッコ書きもなく「リポジトリが消えてしまう問題を修正」とされているだけなので、これで完全修正…となるかなと思われます。
ちなみに、私の環境では前バージョンv1.0.9にアップデート後、この問題が発生しなくなっていました。そのため、今回のバージョンで残りの部分を…という感じなのかなと思います。
他環境をサポート
今回のアップデートにて、各ユーティリティをElectra / Chimeraリポジトリに依存していない環境でもサポートとなっていますが、unc0verで使えるようになったわけではないため、ここは注意が必要です。
Sileoの動作にはAPT 1.8が必要となっているのですが、unc0verではAPT 1.4シリーズが採用されており、現状では使うことは出来ません。
Sileoアップデート後に問題が発生したら…
Certain Sileo tweaks may be broken if they were relying on code that was present but unused in prior versions of Sileo.
If you are experiencing issues after updating to 1.1.0, remove/disable tweaks that modify Sileo and see if that fixes it
— Sileo (@GetSileo) 2019年6月14日
Sileo v1.1.0にアップデート後、リポジトリが空になった…などの報告が一部でありました。
この点について「使用していないコードを削除したため、それらを使おうとする脱獄アプリが入っていると問題が発生する」と説明が行われています。
基本的にはSileoをカスタマイズする系であったり、機能を追加する系の脱獄アプリがこれに該当します。
問題が発生した場合は、それらの脱獄アプリを削除するか、DylibDisablerなどでオフにして確認をしてみてください…とのことです。
該当する方はあまり多くないと思いますが、発生した場合は確認してみましょう。
コメント
Cydia返して…
DrunkSileo for Sileoを入れている方はこいつを消さないとSHA値が合わずエラーが出てしまうので削除しないといけなくなります。
ios12.1.1 uncOver cydia
セーフモードになってしまたのか、背景真っ黒です。
cydiaは起動し、インストール済みも表示されてます。でも全く反映されてない。
どうやって直せばいいのでしょう
教えてください。お願い致します。
直前に入れたtweakを削除してみてください。
直前に入れてごちゃごちゃしてたのは、simpleLSios だったので
コレを削除したら、脱獄状態に戻りました。 良かったぁ〜
すずさん 有難うございました!
どういたしまして!
Chimeraで脱獄してますが、メールアプリで画像が送れない方いらっしゃいますか?
iPhone XR12.1.2です。