iOS 14.0〜15.5 Beta 4では未脱獄でも署名不要でIPAファイルのインストールが行える【TrollStore】ですが、開発者であるOpa334氏より「TrollStore Lite」なるものの予定が報告されています。
どうやら脱獄環境向けのIPAファイルインストール用アプリとなるようで…?
TrollStore Lite
I’m considering making a “TrollStore Lite” that registers stuff as User, depends on AppSync and only works when jailbroken. This would obviously work on all versions that have a jailbreak (just like regular TrollStore), but it’s the same as installing the IPA with Filza.
— opa334 (@opa334dev) January 19, 2023
TrollStoreの開発者さんであるOpa334氏より【TrollStore Lite】なるアプリの予定が語られています。
現在のTrollStoreは「iOS 14.0〜15.5 Beta 4」で使用することが目的であり、どちらかというと未脱獄環境でも利用が出来るため重宝している…というアプリです。
脱獄環境向け
ですがTrollStore Liteは「脱獄環境で使用することを前提としたアプリ」となるようで、IPAファイルを未署名で脱獄環境へインストール出来るAppSyncと組み合わせて使うアプリとのこと。
AppSync自体にはIPAファイルをインストールするためのアプリなどは付属されておらず、現在はFilzaなどからインストールする…というのがよく使われる手法なのかなと思います。
ですが、これをTrollStore Liteから行えるようにし、アプリの管理なども便利になる可能性があるようです。
脱獄環境でのみ使用可能
ただし、あくまでAppSyncと組み合わせて使うものになりますので、インストールされたアプリは脱獄環境でのみ起動可能という制限がつきます。
デバイスを再起動した後の「入獄状態」ではそれらアプリは起動出来ないため、この辺りが通常のTrollStoreとは異なってくる点となります。
なぜ必要なのか?
Palera1n環境などではTrollStore自体を使うことも出来るのですが、そういった環境での使用は推奨されておらず、Opa334氏的には「誤った使い方」とのこと。
そのため、明確に使い方を分けてもらうために「TrollStore Lite」を計画しているようです。
実際にOpa334氏のTwitterなどを見ていると、推奨されない環境で使用した事での不具合について質問している方が結構居たりするので、そういった辺りへの対処…となっていそうな雰囲気。
〆
現時点ではまだ「計画段階」ということで、実際にTrollStore Liteの開発が行われるかは不明なのですが、脱獄環境でIPAファイルからアプリをインストールして使用している…という方にとっては結構便利になりそうな予感も。
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