iOS 14.3以下で使用可能なExploitがリリースされ、現在CoolStar氏により脱獄ツールの開発が行われています。
そこで気になるのが「Futurerestore」なのですが、iOS 14には対応しているものの、A11以上のデバイスではエラーが出てしまう不具合が発生中でした。
この点について、修正作業が開始されたようです!また、すでにA12デバイスまでの修正が完了しているそうで…!?
Futurerestore
marijuanARM氏によりFuturerestoreのアップデートが行われ、v190ではiOS 14への対応が行われていました。ですが、こちらのバージョンではA11以上のデバイス(iPhone Xなど以上)ではエラーが出てしまう不具合が。
脱獄済みの状態を維持しつつ…iOS 14.3の脱獄がリリースされた後にFuturerestoreで…と考えていた方には心配になる部分でもありました。
修正作業を開始
iPhone XS restore to 14.3 successful.
(thanks @rexs0nic for testing!)
— adam (@marijuanARM) February 12, 2021
そんな不具合を修正すべく、marijuanARM氏が修正作業を行ってくれています!
実際にFuturerestoreがv191へとアップデートされており、こちらではA12までのデバイスに対応となっています。
まだ完全ではない
ただし、現時点ではA13 / A14デバイスへの対応は出来ておらず、現在も作業中です。
また、まずはiOS 14.3(RC版も含む)への対応が優先されており、iOS 14.0〜14.2については未対応とされています。
これらについては今後のアップデートで修正されていくかと思いますが、それまでは注意が必要です。
最終的には実行ファイルで
v191については「GitHub – marijuanARM/futurerestore」にコードが公開されていますので、それぞれコンパイルすることで使用が可能です。
コンパイル作業もそれほど難しくはないのですが、今後コンパイル済みな状態でのリリースも一応予定されているそうです。
ちなみに、コンパイル済みと配布されている物があったりしますが、多くはコンパイルした方の環境でなければ動作しないので、marijuanARM氏から…もしくは他環境を想定した物がリリースされるまで待つのが安全かなと思います。
〆
想像以上に素早い修正…ありがたい限りです…!
Futurerestore自体は使い方に癖があったり、コマンドをミスると面倒なことになったり…と大変な部分もあるのですが、使えるようになるとかなり便利なので、修正が入るのは嬉しい!
修正が完了した時点、もしくはiOS 14.3脱獄がリリースされた辺りでFuturerestoreの使い方を改めてまとめておきたいな…と考えているのですが、どうしても記事が長くなっちゃって、難しそうに見えちゃうんですよね…(iOS 11.3.1当時の記事)。
ルールさえ覚えてしまえばそこまで難しいことはしていないのですが、整理しすぎると注意点を省いていないか不安になるし…と、悩ましいところです…。
コメント
長い記事をじっくり読み進めながら作業するのもまた楽しい!
久しぶりに見たらTSS Saverの様式が変わってますね。
解説して下さると助かります。
futurestoreの記事楽しみにしてます。
tss saverで14.3のshsh2だけ保存してるんですが、ios12から上げることできますか?もしかして、他にも必要な物がありますか??
iOS 14.4ファームウェア内からファイルを抜き出したり…といった作業は必要ですが、可能です
デバイスやバージョンに限らず、過去にこれが成功したこと一度もない
100%どこかでコケてリカバリーモードせざるを得なくなる
でも未だにこうして話題に上がるってことはきちんと使えてる人も多いんだろうなあ
v192でA13とA14が対応しました。
早くシャバの空気を吸いたい…いつになっても獄中は辛すぎる…