今月始めに開催されたセキュリティカンファレンスにて発表された【Fugu15】ですが、今のところはまだ一般リリースまではされていません。
ですが今回、Fugu15に関連した動きが!
KernelPatchfinder for Fugu15
Fugu15の開発者であるLinus Henze氏より、【KernelPatchfinder】がGithubにて公開されています。
こちらはデバイス / バージョンごとにオフセットを列挙することなく、自動で見つけてくれるようになる物…なのですが、ようするに脱獄で利用される事が多いパーツの一つとなっています。
Linus氏からの説明では「Fugu15で使用しています」とされており、Fugu15のパーツの1つでもあるようです。
Fugu15のリポジトリURLも登場
また、KernelPatchfinderの説明内にFugu15のGithubページへのリンクも登場しています。
もちろんまだ一般公開されていないため、今アクセスしても404エラーが表示されるだけとなっていますが、既に準備は始まっているようです。
https://github.com/pinauten/Fugu15
他にも
さらに、他にもKernelPatchfinder関連と思われる【PatchfinderUtils】や【SwiftMachO】が公開されていたり、Fugu15のデモでも使用されていた【iDownload】などもGithubで公開となっています。
〆
これをもって「もうすぐFugu15がリリースされるんだ!」と確信を持つことは出来ないのですが、着々と準備が進んでいる…感じなのかなと!
特にこれまで大きな動きがなかっただけに、動き始めたのは…否が応でも期待してしまう…。
コメント
そろそろ服脱いでおくかぁ
全裸正座待機
今回リリースされるFugu15ではios15.7も使えるのでしょうか?
15.4.1以下
14.3からアプデしたい…
入獄環境に慣れすぎてもうどうでもよくなってきた、悲しい。
それな
ipadもiphoneも12.4のままアップデートのタイミング
を遥か昔に逃し、化石の様な脱獄iosを今だ現役で使ってます。笑
ほんそれ
14.8も対応されるといいな
MacのみでWinは無理というオチだろうなぁ
実際にリリースされてみるまでは何とも言えないところですが、Fugu15(もしくはインストール用アプリ)をデバイスへインストールする作業にPCが必要となり、その部分がMacに限定されている可能性はあります。
これはTrollInstaller 2がDeveloperアプリを利用しており、再配布出来ないために…その作業を自身のMacで行う必要があった…という部分と同じかなと思います。
https://tools4hack.santalab.me/release-trollinstaller2-for-a12-ios1541-ios155beta4-trollstore.html
ただ、TrollStoreでもそうでしたが、TrollHelperOTAの様に元となるアプリの提供が行われれば、同様にデバイス単体でインストールが行えるようになる可能性もあるのかな…と思われます。
https://tools4hack.santalab.me/howto-install-trollstore-trollinstaller2-without-pc-only-arm64e.html
デバイス制限ない認識でおk?
セキュリティカンファレンス時点ではA11以下への対応が一部出来ていないとされていました。
これがどの部分なのか…によりますが、アプリのインストール部分に関してであればTrollStoreが一部作業を行ったため、改善されている可能性もあります。