Dopamine脱獄などのRootless環境に対応したシンプルなターミナルアプリ「MTerminal」がリリース [JBApp]

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脱獄環境にてコマンド操作を行うためのターミナルアプリ…といえば「NewTerm 3」がすでにDopamineなどのRootless環境での動作に対応しています。
が、今回…シンプルで動作も軽快な「MTerminal」のRootless対応版もリリースされました…!

NewTermのように便利機能などはほぼ無いのですが、それ故に多くのログが表示される作業などでは非常に軽く、人気のあるターミナルアプリだったりもします。

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MTerminal 1.5-2a

これまではUnc0verチームでも活躍していたBingner氏がMTerminalを管理してくれていましたが、今回はvnodebypassなどの開発者さんでもあるXsF1re氏よりRootless対応版がリリースされています。

実際にDopamineのRootless脱獄環境で使用してみたところは以下画像ですが、従来のMTerminalと変わりなく使うことが出来るようになっています。
ただし、Rootless脱獄の仕様として初期ディレクトリは「/var/jb/var/mobile」になっていますので、この点は注意が必要です(これはNewTerm 3でも同様)。

release-jbapp-mterminal-15-2a-support-rootless-jailbreak-2

NewTerm 3との併用もオススメ

NewTerm 3」ではタブ機能や各種特殊キーボタンなど、便利機能は多く搭載されています。その影響なのか、作りの問題なのか、多くのログが表示される場面などでは重くなってしまう場合も。
一方、MTerminalは純粋なターミナルアプリ…という感じで、非常にシンプルな作り。ですが、NewTermとは異なり、ログが多くなったとしても軽快に動作してくれメリットも存在します。

そのため、簡単な作業や普段遣いでは「NewTerm 3」を、多くのログを処理したい…などの作業では「MTerminal」をといった様な使い分けをすることもオススメだったりします。

インストール

Rootless脱獄に対応したMTerminalは以下リポジトリから配布されていますので、リポジトリを登録後に「MTerminal 1.5-2a」をインストールしましょう。

https://alias20.gitlab.io/apt/

release-jbapp-mterminal-15-2a-support-rootless-jailbreak-3

作業内容にもよるのですが、個人的に普段遣いが多いのは…便利機能が多いNewTermだったりします。
ただ、少し突っ込んだ作業を行いたい場合はどうしてもNewTermだとつらい場合があるので、MTerminalがあると…非常に安心!
今まではいちいちSSH接続してMacから…など行っていたので、それがデバイス単体で出来るのは本当に嬉しい限り…。

コメント

  1. iPhoneX iOS16.5でターミナル系がキー入力が出来ない症状で使えなかったけど
    coreutils等最新版をdebファイルから上書きインストールしたらようやく使えるようになりました。
    以前はダメだったRootfullのMterminal1.5-2も問題なく動作する様になりました。

  2. からリポジトリ、r/jbで海賊版として消されたんですけど、大丈夫なんですか?

    • どの様な基準で判断されているのかが私には分からないのですが、現時点で本リポジトリ・本パッケージに関して問題は無いかと思われます。
      もしご心配であれば以下に本パッケージがオープンソースとして公開されていますので、確認していただくのもイイかもしれません。
      https://gitlab.com/alias20/MTerminal

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