強力な脱獄対策の回避を行える「RootHide」の開発状況が明らかに!一方Opa334氏はDopamineへの統合はしない考え

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iOS 15.0〜15.4.1向け脱獄【Dopamine】環境にて、より強力に「脱獄対策の回避」を行うことを目的として開発されている「RootHide」ですが、その開発状況が明かされています。
また、RootHideは「Dopamine自体に組み込んで実行する仕様」となっていますが、Opa334氏より公式版Dopamineへの統合は行なわないとの考えも示されています。

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RootHide

前回報告された【RootHide】は、Dopamine環境(今後の開発次第では対象が増える可能性はあるようです)にて強力な脱獄対策の回避を行える仕組み・脱獄アプリとして、現在開発が行われている物です。
脱獄対策の回避については実際にリリースされるまで「どれほど強力か」を推測するのは難しいのですが、開発者さん曰く…報告された脱獄対策が含まれているアプリの全てで回避が出来たとされています。

現時点の開発状況は

そんなRootHideですがGitHubページが公開されており、現在の開発状況が明かされています。

それによると、進捗状況としては全20工程中17工程は完了済みであり、残りは以下の3工程となっているようです。

  • TheosをRootHideに対応させる
  • オリジナルのRootless互換レイヤーを作成
  • Filza File ManagerをRootHideに対応させる

こうしてみるとだいぶリリースも近そうではあるのですが、開発者さんからはリリース日時の予定などについてはまだ報告されていないため、もう少し時間がかかる…と思っておくと、精神衛生上いいのかなと。

公式Dopamineへの統合はしない

RootHideは「Dopamineアプリ自体に仕組みを組み込む必要がある」のですが、この点についてDopamine開発者であるOpa334氏より「公式版DopamineへのRootHide統合は行なわない」との報告が行われています。
*Dopamineはオープンソースであり、派生としてRootHideが組み込まれたDopamineをリリースすることを拒否しているわけではありません。あくまで、公式Dopamineへの統合はしないというだけなので、この点は注意しましょう。

利便性か安定性か

なぜ統合しないのか?という点についても説明が行われており、「現時点でDopamineは最善の状態であり、RootHideが行うであろう変更(パッチ等)はその最善の状態に変化をもたらす可能性がある」と考えている様です。

これは「安定性や保守性を維持する」か「脱獄対策の回避という利便性を取るか」の考え方の違いであり、Opa334氏からはRootHideを批判しているわけではないとも付け加えられています。

また、RootHideがいくつか独自の仕組みを有しているために保守性を損ねている可能性は開発者さんからも語られていましたが、安定性については実際にリリースされてみないと分からない部分があります。

派生としてリリースになりそう

元々「公式Dopamineへの統合」まで考えている方は少なかったかと思いますが、とりあえずRootHideはDopamineの派生として開発されていくことになるかなと思います。

まだリリースされていない物に関して安定性の判断は難しいので、この辺りは実際にリリースされてから…という感じでしょうか。
また、仮にリリースされたとしても、他の脱獄ツールなどと同様に…壊れると困る環境をご使用の方は報告等が集まるまでは様子見しておくのがオススメなのかもしれません。

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