Appleが本日リリースした「緊急セキュリティ対応 16.5.1 (a)」を撤回か、FacebookやInstagramなどで問題が発生

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本日朝、緊急セキュリティ対応としてiOS 16.5.1 / iPadOS 16.5.1向けに【セキュリティ対応 16.5.1 (a)】が配信されましたが、どうやらその後…Appleにより撤回・取り下げが行なわれた模様です。
これは緊急セキュリティ対応適用後に報告が出ていた「FacebookやInstagram、Zoomなどでの問題」に起因していると思われます。

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緊急セキュリティ対応を撤回か?

Aaron氏より「AppleはiOS / iPadOS向け”緊急セキュリティ対応 16.5.1 (a)”を撤回した」と報告されています。
実際、現在セキュリティ対応を適用しようとしても行えない(セキュリティ対応がある…という通知は出ているものの、実行しようとすると最新版であると表示されるだけ)状態になっているようです。

適用後に報告が出ていた問題

今回の緊急セキュリティ対応を適用した方より「Facebook、Instagram、Zoomなどが使用できなくなった」という報告が出ていました。
「未対応のブラウザである」などのエラーが発生する場合が報告されており、この問題が原因となって緊急セキュリティ対応が撤回された可能性がありそうです。

ちなみに、適用された緊急セキュリティ対応は「設定アプリ > 一般 > 情報 > iOSバージョン」項目より、緊急セキュリティ対応を削除することが出来るようになっています。
もし問題が発生してる…という方は削除してみると改善される場合があるようです。

ちなみに今回の緊急セキュリティ対応では「WebKit」のゼロデイ脆弱性を修正していたのですが、この部分で問題があった…可能性があるかもしれません。
どちらにせよ、脆弱性自体はすでにあるため、今後この問題を修正した緊急セキュリティ対応が再度実施される可能性はありそうです。

コメント

  1. 中々珍しいケースですね!

  2. Facebook、Instagram、Zoomなどが、同様手法的なセキュリティリスクを抱えていたりして、OS側で穴を塞いだら、これらの一部機能が意図せず塞がってしまい、一見すると動作しなくなったような症状に見えているだけだったり、バックドアが仕掛けられているってことを実は暴露されてしまったとか…

    • お、おう
      そうだな()

    • あれれ〜?
      おかしいなあ〜?

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