使用可能な機能を制限することが可能で、更にゲストモードという物を追加して、そのモード時のみ機能制限などと行ったことが出来る様になる『iPrivacy』のご紹介です。
iPrivacyでは「ゲストモード」というモードが追加され、このモードの時のみ使える機能を制限する。といった事が出来る様になります。 アカウント切り替えとまでは行きませんが、イメージとしてはそれに近いかもしれません。
制限出来る機能は初期時点ではiPod、ボイスメモ、通知、フォルダ程度しかありませんが、プラグインを追加することで今後増やす事が出来るとのことです。
また、すごく面白い動作がありまして、パスコードを2つ設定することが可能になるのです。
1つめのパスコードを入力してロック解除すると、普通の環境。2つめのパスコードを入力してロック解除すると、ゲストモード環境。といった具合にパスコードによってゲストモードのオンオフが出来るという点はすごく面白いです!
詳細情報
iPrivacy
インストール
Cydiaより通常通りインストールしてください。
Searchタブより「iPrivacy」と検索すると出てきます。
より詳しいインストール方法は下記記事をご覧ください。
【Cydia の 使い方! ~全部解説~ [JBApp]】
アプリ紹介
iPrivacyを使うと、機能を制限することが出来る様になります。また、通常使用時は機能制限されず、ゲストモード時には機能制限される。といった様な事が可能!
ゲストモードに切り替える方法はいくつか用意されており、『Activatorジェスチャーを使う』、『SBSettingsトグルを使う』、『入力するパスコードによって切り替え』といった物で切り替えることが可能です。
特に最後のパスコードを使った切り替えは面白く、例えばパスコード「1234」でロック解除すると通常環境、パスコード「0987」でロック解除するとゲストモードといった具合に使い分ける事が出来る様になります。
制限出来る機能について
制限出来る機能をいくつかご紹介!
まずはフォルダの機能制限です。
制限出来るフォルダ機能もいくつか設定が用意されており、例えばサムネイルすら見えなくする、フォルダを開くのにパスワードを要求…等が用意されています。
下記画像を見ても分かるとおり、フォルダ内にアプリのサムネイルが表示されておらず、中に何のアプリが入っているかが分からない状態です。更にフォルダを開こうとタップすると、事前に設定しておいたパスワードを要求され、正しく入力しなければ開かないようになっています。
このように制限したいフォルダは、フォルダ単位でオンオフが出来る様にもなっていますので、なかなか便利です。
続いてボイスメモアプリの機能も制限することが出来ます。
例えば録音するのにパスワードを要求したり、録音済みのボイスメモを非表示にして見えなくしてしまうことも可能です。
他にもiPodの年齢制限であったり、通知の非表示なども設定出来るようになっています。特に通知に関しては他人が触っている時に表示されると困ることもあるので、その点ではすごく便利かもしれません。
制限出来る機能はプラグインで増やす事が出来る
初期の状態では4つしか制限出来る範囲がありませんが、プラグインを追加することで今後制限出来る範囲を増やす事が出来る様になっているそうです。
執筆時点でも一つプラグインが出ているようなので、今後もドンドンとプラグインが増えていけば更に面白い事になりそうです!
設定方法
細かな設定が用意されていますので、それぞれ見ていきましょう。
設定アプリ内に追加される『iPrivacy』項目より設定を行います。
初回起動時には設定項目に入るためのパスワード設定がありますので、設定を行いましょう。2回同じパスワードを入力で設定します。
また、次からは設定項目に入るためにパスワード要求されるようになりますので、設定したパスワードを入力して設定項目へ進むようになります。
Enable Privacy
『Enabled』をオンにすると機能が有効となります。
Privacy Protection
『Plugins』項目を選択すると、現在使用可能な機能制限項目の設定を行う事が出来ます。
ここから機能制限を行いたい項目のオンオフをしましょう。
また、共通している設定項目として『Activation』項目があります。Enable(常に)、GuestMode(ゲストモード時のみ)、Disable(制限しない)という選択肢になりますので、好きな物を設定してください。
また、Set Passcodeを設定すると、その項目専用パスコードを決めることが出来る様になります。通常は設定項目へ入る際に使用するパスワードが使用されます。
GuestMode
ゲストモードを有効/無効に関する設定を行います。
『Guest PIN』項目に関しては後述します。
『Activator』項目からはオンオフするためのジェスチャーを選択可能です。
『SBSettings』項目は特に機能はありませんので、オンオフトグルはSBSettingsの設定から使用可能に出来ます。
『Status Bar Icon』をオンにすると、ゲストモード時にステータスバーへアイコンが表示されます。
『Show Alert』をオンにすると、ゲストモードになった際にアラートが表示されます。
『Guest PIN』項目について説明していきたいと思います。
何度か記事内で触れていますが、パスコードを使ったゲストモードのオンオフを可能にする事が出来る設定項目になります。ここを使うには、先にパスコードを使用する設定にしておいてください。
Guest PIN項目内から『Enabled』をオンにすると機能を有効とすることが出来ます。
続いて「Settings」項目内にてパスコードの設定を行います。『Host PIN』には通常環境としてロック解除する際のパスコードを、『Guest PIN』にはゲストモードとしてロック解除する際のパスコードを入力します。
Host PINには通常の設定項目にて設定したパスコードを入力するようにしてください。
Passcode
『Change Passcode』項目からはパスコードの変更が出来ます。
『Safety Word』項目からはSafety Word(パスワードリセット時に使うパスワード)とActivatorジェスチャー(パスワードリセット用ジェスチャー)を設定しておく事が出来ます。これを設定しておくと、ジェスチャーを行う事でパスワードのリセットを呼び出すことができ、そこへSafety Wordを入力することでリセットが実行されるようになります。
『Auto Confirm』をオンにしておくと、制限された機能を使用する際のパスワード入力時に、正確な物が入力されるとエンターを押さなくても自動で実行されるようになります。
コメント
これは面白いアプリですね。
Windowsにもゲストアカウントがあって、制限モードで使う機能が限られて、それと似たような物ですね。
今のところバグはないでしょうか?
まだリリースされたばかりなので細かな部分には多少不安定さはありますが、致命的という部分は今のところ見当たらなさそうですね
うちは嫁が出先とかで、ちょっとあいぽん貸して!と、勝手に触ることがあり、applockerとか駆使してうまいことやってましたが、これイイ!!
もっともっと、世のフラフラしてるお父さんのためのプラグインが追加されることを願って止みません
これイイですね。
もっともっと精錬していって欲しいですね。
小さな子供にiPhone貸してゲームさせる時とか無茶苦茶な操作してややこしい事になったりしますから•••
これは、Strideとの互換性はないでしょうか
できれば制限モードなのが分からないようなものがあればいいんだけどな
やっぱりセーフモード行くような不具合は結構ありますね
いつも愛読させて頂いてます(´・ω・`)
ほぼ毎日の更新お疲れ様です。
これからも期待してます!
便利ですね。
iGotyaと組み合わせればもっといいかも。
不具合も少しあるので、改善され、プラグインが増えればいいですね
iPhone5 ios6.1.2で脱獄しているのですが、
iTunesに入っているアップストアから購入した
アプリが同期してもiPhoneに送れないのですが
何か方法はないでしょうか?
何かしらのエラーが発生しているのでしょうか?
すみませんiPhone4sで最近すごく動作が重くなってしまったのですが(バックグラウンドなしで100M)、原因がつかめません。
脱獄アプリごとのメモリ使用量を把握できるようなものありますか??
それとも復元したほうが手っ取り早いですかね??
詳しい環境が分からないため何とも言えないのですが、一度SBSettings > more > MobileSubstrate Addonsから気になる物をオフにして確認してみると良いかと思います。
これは起動したときのパスワードにより入るアカウントが違うのでしょうか?
またandroidlockでは使えないのでしょうか?
アカウントと言うわけではないのですが、入力されたパスワードによってゲストモードをオンにする、といった動作になります
このアプリとandroidlockは一緒に使えないのでしょうか?
AndroidLock XTの事でしょうか?
使用自体は大丈夫なのですが、一部設定を変更しなければ正常に動かない事がありますので、ご注意ください。