テキストスタイルの変更をどんなアプリでも行えるようにしてくれる『Textyle 2』のご紹介。
純正メモアプリでは入力テキストのスタイル変更が行えますが、それ以外のアプリでは…各アプリが対応していなければ行うことは出来ません。でも、使いたい!
そんな方向けに『Textyle 2』では、どんなアプリでもコピペメニューからテキストスタイルの変更が行えるようになります。
もちろんアプリ側がそれらを扱えるか…という問題はありますが、ただのUnicodeなので、TwitterやInstagramなどのサービスであれば使えるはずです。
詳細情報
Textyle 2
Price(価格): | 無料 |
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Section(カテゴリ): | Tweaks |
Author(制作者): | ryannair05 |
Repo(配布元): | Havoc (https://havoc.app/) |
インストール
CydiaやSileoへ下記のリポジトリを登録し、通常通り『Textyle 2』をインストールしましょう。
アプリ紹介
『Textyle 2』を使用すると、どんなアプリでもテキストスタイルの変更機能が使える様になります。
コピペメニュー(テキスト選択メニュー)内に機能が追加されており、こちらから選択テキストのスタイル変更を行うことが出来ます。
選択できるテキストスタイルは執筆時点では33種類搭載されており、太字やイタリック体といった普通のスタイルから、ネット上でよく使われるスラング的なスタイルまで様々。
使用可能なアプリ/サービスについて
テキストスタイル…と言いつつ、実際にはUnicodeに含まれている太字文字などへ置換しているだけです。
そのため、Unicodeを扱えるアプリやサービスであれば、問題なく使用可能なはず。例えばTwitterでは以下画像の様に投稿にも反映されます。
ただし、これら文字を前提に作られていないアプリやサービスでは不具合が出てしまう可能性がありますので、その辺りについてはご注意ください(ほぼ無いとは思いますが…)。
適用できるのはアルファベット
また、標準搭載されているテキストスタイルはアルファベットにしか適用が出来ません。そのため、日本語などでは使えない…となっています。
ただし、これはあくまでもデフォルトスタイルがアルファベットにしか対応していない…ということであり、次項のカスタムスタイルを作成することで、日本語にも対応させることは可能。
Unicodeで出来る範囲…ではありますが、ちょっとした遊び文字への変換などであれば行けるかなと。
スタイル
標準搭載されているテキストスタイルは以下のような物になっています。
カスタムスタイル
スタイルに関しては【/var/mobile/Library/Preferences/com.ryannair05.textyle.maps.plist】ファイルにて管理されており、こちらにスタイルを追加することが出来ます。
スタイル定義は「A」を「𝐀」に置換する…といった様なリストになっているだけなので、カスタムスタイルとして「お」を「ᤊլ」に置換する…といった様な感じで日本語を追加しちゃえば、日本語に対応させることも可能ではあります。
設定方法
設定アプリ内に追加される『Textyle 2』項目より行います。
『Enabled』: 機能を有効にする
『Enable Keyboard Toggle』: キーボードから直接スタイル適用済み文字を入力出来るように
【Edit Styles】: 使用したいスタイルを選択&表示順を変更
【Blacklisted Apps】: 機能を無効化したりアプリを選択
【Menu Appearance】: 各種細かな設定
Menu Appearance
『Tint Background』: メニュー背景の色を有効に
『Use Icon』: コピペメニューにアイコンを表示(オフでテキスト表示)
『Tint Icon』: アイコンの色を有効に
『Button Text』: メニュー名を入力(デフォルトでは”Styles”)
コメント
これは、脱獄ならではですね😄
活用させて頂きます。
ᤊլᤊլ