バッテリーの充電に好きな制限をかけることができる様になる『ChargeLimiter』のご紹介。
iOS純正でも「バッテリー充電の最適化」という機能は備わっているものの、特定の残量で充電を終了するように…という上限設定は行うことができません(iPhone 15シリーズのみ80%制限がありますが)。
そこで『ChargeLimiter』を使用すると、好きなバッテリー残量%で充電上限を設定することができる様に。
例えば80%を上限としておけば、80%にバッテリー残量が達した段階で充電が停止され、それ以上充電が行われない様になります。
詳細情報
ChargeLimiter
Price(価格): | 無料 |
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Section(カテゴリ): | Tweaks |
Author(制作者): | chaoge |
Repo(配布元): | BigBoss (http://apt.thebigboss.org/repofiles/cydia/) |
インストール
CydiaやSileoへ下記のリポジトリを登録し、通常通り『ChargeLimiter』をインストールしましょう。
アプリ紹介
『ChargeLimiter』を使用すると、好きなバッテリー%で充電を停止するように、充電上限を設定することができます。
充電上限は「20〜100%」の間で好きな数値を選択することが可能で、設定したバッテリー残量以上には充電が行われない様になります。
また、それ以外にも「設定した残量よりも少なくなったら充電を開始」や「本体温度が高くなったら充電を停止」などの設定も行うことが可能。
各種設定
各種設定は専用のアプリから行い、以下のような設定項目が用意されています。
『Enable』:機能を有効にする
『Floating window』:バッテリー情報を画面上に表示する(詳細は後述)
『Language』:言語設定
『mode』:充電開始に関するモードを選択(プラグを指すと充電開始 / 特定の残量まで減ったら充電を開始)
『Update frequency』:情報の更新頻度(1秒 / 20秒 / 1分 / 10分)
『Start charging if capacity below(%)』:充電を開始するバッテリー残量を設定(20〜100%)*modeにて”Edge trigger”を選択した場合のみ使用可能
『Stop charging if capacity above(%)』:充電を停止するバッテリー残量の上限を設定(20〜100%)
『Temperature control』:バッテリー/本体温度により充電を開始・停止を設定可能に
『Stop charging if temperature above(℃)』:設定温度以上になったら充電を停止(20〜45℃)
『Recover charging if temperature below(℃)』:設定温度以下になったら充電を再開(10〜30℃)
『Speedup charging』:充電速度を増すために、充電中はいくつかの機能を自動で有効・無効にする(充電終了時に自動で元に戻らないため、注意が必要です)
『Enable Airplain Mode』:充電開始時に「機内モード」を有効にする
『Enable Lower Power Mode』:充電開始時に「低電力モード」を有効にする
『Disable Bluetooth』:充電開始時に「Bluetooth」を無効にする
『Minimize brightness』:充電開始時に「画面の明るさ」を暗くする
バッテリーの詳細情報
充電動作の制御以外にも、アプリ上からバッテリーに関する各種詳細情報を確認することもできる様になっています。
現在のバッテリー状態や充電量、充電回数、各種電圧等が確認可能で、さらに「Charging」をオン・オフすることで手動での充電開始・停止を切り替えることもできます。
履歴
またアプリ最下部にある「History」より直近でのバッテリー残量と温度の変動をグラフで確認できる様になっています。
Floating window
設定項目『Floating window』を有効にすると、画面上に「バッテリー残量」と「温度」を表示するウィンドウが出現します。
このウィンドウはどのアプリや画面でも表示させておくことが可能なので、少しだけ詳しくバッテリー状態を把握しておきたいという場合には便利だったりします。
注意点
どのバッテリー関連の脱獄アプリでも同様の注意点となりますが、よかれと思って実行した挙動が、逆にバッテリーの劣化を早めるという可能性があります。
また、不具合等で意図しない充電状況になってしまう…という様なことも考えられますので、使用する際はこの辺りを理解し、自己責任で使用する様にしましょう。
コメント
15proにも純正で80%で充電止めるオプションあるけど、17.0だとバグでつかえないんだよなぁ
このTweaksではないけど、
iPhone6Sにバッテリー80%で充電を止めるTweaksを入れていて、1ヶ月ぐらい充電して放置してたらバッテリーがパンパンになった事ある。
当時はサードパーティのバッテリーに交換したばっかりだったため、バッテリーが原因なのかTweaksが悪いのかは今でも分からない。
記事下部記載の通り、バッテリー系は自己責任で行うのがいいと思います。
100%サードパーティバッテリーせいバッテリーICが良くないのでtweakで制御しても実際は電流が流れ続けて過充電になった可能性が高い
純正よりも優秀だよ
純正のいたわり充電は何回か100%まで充電、80%充電停止しても維持はできず75%まで下がる。
用途は同じでこれよりシンプルなBattSafeProってのがある。
UI純正ぽくてすきだったけど、iOS16に対応してないからな~
どういう仕組みで止めてるんだろう
100%で止まるのと同じ仕組みよ