iPhone 14シリーズの初期バージョンは「iOS 16.0 (20A357)」、今回も最初からアップデートが要求される

本日発売となったiPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Maxですが、昨年のiPhone 13シリーズに引き続き…iOS 16.0正式版よりも低いバージョンが初期バージョンとして搭載されている様です。
また、昨日先んじてリリースされていたiOS 16.0.1の更新内容が少し変更されていましたので、その辺りについても記述しておきたいと思います。

iOS 16.0だけど…

iPhone 14シリーズでは、初期iOSバージョンは【iOS 16.0 (20A357)】となっている様です。
iOS 16.0の正式版は【20A362】がビルドナンバーとなっていましたので、RC版や正式版よりも前のビルドナンバー…ベータテスト期間中のビルドナンバーということになります。

発売初日だけどアップデート要求される

ビルドナンバーの差だけであればアップデートが求められることは少ないのですが、今回…iPhone 14シリーズ限定で【iOS 16.0.1】がリリースされているため、こちらへのアップデートが求められます。
ソフトウェア・アップデート項目ではiOS 16.0表記ですが、iOS 16.0.1へアップデートが行われます。

iOS 16.0.1の更新内容が若干変わる

昨日時点でiOS 16.0.1がリリースされていましたが、本日になり…iOS 16.0.1の更新内容が少し変更されています。

変更前は「セットアップ時のアクティベーションが完了しないことがある問題」と修正点が書かれていましたが、これが「iMessageおよびFaceTimeのアクティベーションが完了しないことがある問題」に変更。
ちなみに以下が執筆時点で公開されているiOS 16.0.1の更新内容になります。

このアップデートはすべてのユーザに推奨され、iPhone用の以下の重要なバグ修正が含まれます

• iMessageおよびFaceTimeのアクティベーションが完了しないことがある問題
• iPhone 14 Pro Maxを横向きで使用しているときに写真を拡大すると鮮明に表示されないことがある問題
• エンタープライズのシングルサインオンAppで認証できないことがある問題

〆

昨年のiPhone 13シリーズも初日からiOS 15.0正式版へのアップデートが求められていましたが、今回に関してはiPhone 14シリーズ限定でiOS 16.0.1がリリースされていたり…と、ちょっと珍しい状況に。
また、iOS 16.0.1の更新内容も初期と今日で違いがあるところを見ると…Apple的にも急ぎだったの…かな…なんて思ったりも。

ちなみに、脱獄犯的には「可能な限り下のバージョンで待機」が推奨されますので、これに倣うならば…初期バージョンの20A357で待機がイイのかな…と。
ただ、個人的には…iOS 16.0.1でセキュリティアップデートは入っていないので、アップデートしちゃっても特に問題はないかなとは思います。