iOS 15.0〜15.4.1向け脱獄【Dopamine】ですが、「脱獄アプリ側もRootless脱獄に対応していなければいけない」という点以外、基本的には…脱獄アプリの動作に関してこれまでと大きな違いはありません。
ですが、国内外問わずよく見かける質問として「脱獄アプリの設定項目が設定アプリ内に出現しない」というものがあります。
この点についてコメントでもご質問を頂いていたりしましたので、改善策を記しておきたいと思います。
脱獄アプリの設定項目が…?
脱獄アプリの設定項目…といえば、専用の設定アプリなどが用意されている場合もありますが、多くの場合は純正の設定アプリ内に項目が追加されます。
そんな設定項目が追加されない…表示されない…なんてことが起こることがあったり。
これはDopamineに限らず、どの脱獄環境であっても起こることがあるのですが…Dopamine環境ではご質問が少し多めなようなので、確認・試していただきたい順で対処法をご紹介。
① PreferenceLoaderがインストールされているかを確認
まず最初に【PreferenceLoader】がインストールされているかをSileo等から確認しましょう。
PreferenceLoaderは脱獄アプリの設定項目の親玉…的存在で、これがインストールされていないと設定項目が表示されません。
もしインストールされていない場合は、PreferenceLoaderをインストール(デフォルトリポジトリであるProcursusから配布されています)し改善されないかを確認してみてください。
② Userspaceの再起動を実行
PreferenceLoaderがインストールされていたけど表示されない…という場合、Userspace Rebootを行うことで改善される場合があります。
Userspaceの再起動(Userspace Reboot)はDopamineアプリから実行することが可能。
Dopamineアプリを起動し「Userspaceを再起動」を選択し、実行してあげましょう。
③ デバイス再起動&Dopamine再実行
それでも表示されない…という場合、一旦デバイスを再起動し、Dopamineアプリを実行して脱獄環境へ戻ることで改善される場合も。
基本的にはUserspaceの再起動で改善されない場合、こちらで改善することはそこまで多くない…のですが、まれに改善する場合もあるためお試しいただくのがオススメ。
④ 一旦入獄作業を行った後、改めて脱獄
ここまでやっても出現しない!という場合、Ellekit(Substrate系脱獄アプリの親玉的存在)が動作出来ていない可能性が考えられます。
その場合はJailbreak環境を削除を行い、改めて脱獄しなおすことで改善されることがほとんどです。
特に初期のDopamineでは脱獄アプリのインストール順によりEllekitがうまく動作しないという問題があったため、そういった問題を修正するためにも一旦入獄作業を行って…がオススメ。
〆
ちなみに…すごくたまに…色々試した結果…そもそも、その脱獄アプリには設定項目が存在しない!なんてことがあったりもしますので、確実に設定項目が用意されている脱獄アプリで確認を行いましょう。
そんなバカな…と思うかもしれませんが、すご〜くまれにそういった勘違いをしちゃう事もあるので、一応ご注意ください(私も以前やった…)。
コメント
昔とりあえずSBSettings入れて動作確認してた頃を思い出した
記事を参考に再脱獄など色々やりましたが、
設定項目があるアプリは表示せず。
ご使用の環境はどの様な物になっていますでしょうか?
また、試された脱獄アプリは何になりますでしょうか?
使用環境:iPhone13 ProMax iOS15.4.1
アプリ:FloatingDockXVI、NoDockGround
脱獄当初は表示してましたが、NoupdateMarkを入れた
あたりから表示しなくなりました。
脱獄アプリ自体は動作していますでしょうか?
iCleaner Pro は動作しています。
iCleaner Proはセーフモード(ElleKitなどが無効化された状態)でも動作する脱獄アプリになります。
Substrate系の脱獄アプリが動作していない…という場合、セーフモードに入っている、ElleKitなどが動作していない…などの可能性があるため、一度確認してみるとイイかもしれません。
1度セーフモードで起動して、Userspaceで再起動したら、設定項目を表示しました。
ありがとございました。