本日『CDevReporter』という新脱獄関連ツールがリリースされました。
これはGreenpois0nを開発したChronic DevTeamからリリースされた物です。
さて、このツールは脱獄関連ツールであり、脱獄が出来る訳ではありません。
では何が出来るのか?
それは「クラッシュレポート」をChronic DevTeamに送信し、それを元に脱獄に使用出来る新たなExploitを発見しようと言う物。
「CDevReporter」って何するツール?
今回リリースされた『CDevReporter』はChronic DevTeamに自身のデバイスにあるクラッシュレポートを送信するというもの。
クラッシュレポートって何?
「クラッシュレポート」とは、iOSデバイスでアプリがクラッシュ(落ちる)したり、iOS自体がクラッシュ(落ちる)した時に生成されるログファイルの事です。
このクラッシュレポートにはクラッシュ時の詳細な情報が書かれており、設定によってはこのレポートがAppleに送信されています。
Appleはこのレポートを元にiOSの開発や、バグ・脆弱性の修正を行っています。
クラッシュレポートを送信したらどうなるの?
今回のツールは、このクラッシュレポートをChronic DevTeamに送信するものです。
さて、そこで疑問に思うのが「送信したらどうなるの?」ですよね。
結論から言いますと脱獄に使える脆弱性が見つかるかもしれないと言う事です。
上でも書きましたが、通常このクラッシュレポートはアップルに送信されています。
そして、これを元にバグや脆弱性を修正するわけです。
と、言うことは!
Appleと同じようにChronic DevTeamはユーザーから送られてきたクラッシュレポートを元に脱獄に使える脆弱性を探そうというわけです。
1つの端末で探すより、2つの端末の方が見つかる確率は上がりますよね。
その要領で、全世界の脱獄を待っているユーザーがクラッシュレポートをChronic DevTeamへ送信し、その膨大なクラッシュレポートの中から脱獄に使える脆弱性を探すわけです。
面白い!この発想はすごく面白い!そして、この発想に期待しても良いのかもしれません。
使い方
クラッシュレポートは多くあればあるほど、脆弱性を見つけやすくなるはずです。
操作もとても簡単で、1分もあれば送信完了してしまいます。是非みなさん送信しましょう!
ダウンロード
Mac、Windows版がありますので、自身のOSに合った物を選びダウンロード、解凍してください。
コメント
windows版
でてますね
ウイルスバスター2011ではウイルスと誤認されませんでした
報告
これはロック画面だとできないみたいです。
ホームに入ってからやらないとDo itボタンが押せないようですw。
初歩的なミスですた