iOS 15.0〜15.4.1脱獄といえば「Dopamine」がありますが、DopamineはA12以降のデバイスのみ対応であり、A11以下のデバイスは未対応となっています。
A11以下のデバイス向けには現在いくつかのプロジェクトが進行中ですが、それとは別に【Cherimoya】という脱獄も開発が行われている様です。
Cherimoya
So rebellious will not be called rebellious anymore. Me and @OverwriteMeow will be collaborating. Essentially, Cherimoya will support arm64 but will be rootless only for arm64 until further notice. upon release it will support:
arm64e & arm64 – iOS 15.0 -15.4.1
— noah (@rebeldisc) November 16, 2023
今回報告された脱獄は「Cherimoya」という名前で呼ばれており、iOS 15.0〜15.4.1向けの脱獄となっています。
特徴としては、Dopamineが未対応となっているA11以下のデバイスでも脱獄が可能であるという点です。
また、報告ではA12以降のデバイスも含め、iOS 15.0〜15.4.1が動作する全デバイスをCherimoyaで脱獄できる様にすることが目標となっているとのこと。
ちなみに以下画像がCherimoyaのデザイン(設定項目などはまだなし)となっているそうです。
Semi-Untethered & Rootless
Palera1nとは異なり、デバイスへインストールされたアプリから脱獄を行う…いわゆるSemi-Untethered脱獄となります。
そのため、デバイス再起動時にPCへ接続し、再度ツールを実行する…という必要はありません。
また、Checkm8 Exploitではないため、A11デバイスでもパスコードを使用可能となるはずです。
脱獄形式としてはRootless脱獄のみとなり、Rootful脱獄は非対応となる点は注意が必要です(特別な事情がない限りは、Rootlessの方がオススメ)。
詳細などは不明
既にCherimoyaの前身となっているアプリのベータテスト等は行われている状態で、ある程度開発も進んでいる様です。
ただ、詳しい仕様などについては公表されておらず、この辺りは今後報告するとされています。
〆
基本的には「NekoJB」などのKFD Exploitを採用したA11以下向け脱獄の方が、より多くのiOSバージョンに対応(iOS 15.0〜15.7.6)出来るため、メリットとしてもそちらの方が大きそうです。
ただし、どれについてもまだ完成していないため、仮にCherimoyaの方が先に完成&リリースされた場合、対象バージョンを使用している方には嬉しい状況となるかもしれません。
コメント
もうA12以降の脱獄の夢は見れないのでしょうか。
記事よく読んで
ios15.5〜16.xの話でしょ
その後よく読めよ。
> また、報告ではA12以降のデバイスも含め、iOS 15.0〜15.4.1が動作する全デバイスをCherimoyaで脱獄できる様にすることが目標となっているとのこと。
もしかしてこの部分をios15.5以降の話だと思ってるの…?
そんなに脱獄したいなら自分で対応バージョンの脱獄ソフト作れや。他人任せにすんな
cherimoya jailbreak既にリリースされてますね