アプリスイッチャーをグリッド配置にしたり、バッテリーウィジェットの表示などが行える様になる『Vaon』のご紹介。
通常のアプリスイッチャーでは、アプリのサムネイルが横にズラッと並んでいるだけでこれといった機能もなく、ちょっともったいない…。
そこで『Vaon』では、バッテリーウィジェットの表示やiPad風のグリッド配置などを行えるように。
Bluetoothデバイスを使っている方にはバッテリーウィジェットはすごく便利なので、オススメ。また、グリッド配置も比較的安定しており、イイ感じです。
詳細情報
Vaon
Price(価格): | 無料 |
---|---|
Section(カテゴリ): | Tweaks |
Author(制作者): | atar13 |
Repo(配布元): | Packix (https://repo.packix.com/) |
インストール
CydiaやSileoへ下記のリポジトリを登録し、通常通り『Vaon』をインストールしましょう。
アプリ紹介
『Vaon』を使用すると、アプリスイッチャーをカスタマイズすることが可能。
アプリスイッチャー内のパーツ類を非表示にしたり、サイズや位置の調整といったカスタマイズに加え、スイッチャー下部にバッテリーウィジェットを表示することも出来ます。
空きスペースに配置されているためスイッチャー操作を邪魔しにくくなっており、なかなかイイ感じ!
切断されたBluetoothデバイスも
純正バッテリーウィジェットと似た機能なのですが、さらに「切断されたデバイスのバッテリー残量も表示し続ける」事が出来るようになっています。
画像で灰色になっている物がそれ(AirPodsの場合は左・右と両方で別デバイス判定)で、切断された時のバッテリー残量が確認できるのは…地味ながら便利です。
グリッド配置
さらにアプリスイッチャーをiPad風のグリッド配置にすることも可能で、慣れは必要ですが…慣れてくるとこちらの方が便利に感じる方も居るかなと!
また、グリッド配置を実現する脱獄アプリは他にもいくつかあるのですが、個人的にはそれらよりもVaonの方が安定感がありオススメ。
設定方法
設定アプリ内に追加される『Vaon』項目より行います。設定変更後は画面右上「Respring」より適用しましょう。
『Enable』: 機能を有効にする
『SWITCHER MODE』: スイッチャースタイルを選択(純正スタイル / グリッド配置)
『Module』: 使用するウィジェットを選択
【Battery Configuration】: バッテリーウィジェットに関する詳細設定(詳しくは次項)
『Hide Vaon Background』: 背景を非表示に
『Hide Switcher App Title』: スイッチャー内からアプリ名を非表示に
『Hide Switcher App Icons』: スイッチャー内からアプリアイコンを非表示に
『Hide Suggested Apps/Handoff Banner』: Handoffなどのサジェスト表示を非表示に
『Display Vaon when no apps are open』: スイッチャーにサムネイルがない場合でもウィジェットを表示
『BACKGROUND MODE』: 背景の色合いを選択(iOS設定に準拠 / ダーク / ライト)
『Enable fly in/out animations』: スイッチャーにアニメーションを追加
『Enable Fade In Delay』: スイッチャーのフェード遅延を変更&スライダーにて調整(アニメーション崩れが発生する場合があります)
『Enable Custom Height Size』: スイッチャーサムネイルの縦サイズを変更&スライダーにて調整
『Enable Custom Width Size』: スイッチャーサムネイルの横サイズを変更&スライダーにて調整
『Enable Custom Vertical Offset』: スイッチャーサムネイルの縦位置を変更&スライダーにて調整
『Enable Custom Horizontal Offset』: スイッチャーサムネイルの横位置を変更&スライダーにて調整
『Enable Custom App Size』: グリッド配置時のサムネイルサイズを変更&スライダーにて調整
『Enable Custom Spacing』: グリッド配置時のサムネイル間隔を変更&スライダーにて調整
Battery Configuration
『Hide iPhone Battery』: 自機のバッテリー残量を非表示に
『Hide Battery Percent Label』: バッテリー残量数値を非表示に
『Hide Percent(%) Symbol』: %記号を非表示に
『Enable Bold Percentage』: バッテリー残量数値を太字に
『Round Battery Indicator Corners』: バッテリーバーの両端を角丸に
『Pulsate Outline of Charging Devices』: 充電中はバッテリーバーを点滅させる
『Display Disconnected Devices』: デバイス切断後もバッテリー残量を表示し続ける
『BATTERY PERCENTAGE TEXT COLOR MODE』: バッテリー残量数値の色を変更(iOS設定準拠 / ダーク / ライト / 以下で選択した色を使用)
『Custom Percentage Text Color』: バッテリー残量数値の文字色を選択
『BATTERY GLYPH BACKGROUND MODE』: ウィジェット背景の色合いを選択(iOS設定準拠 / ダーク / ライト)
『Color Configuration』: 各バッテリーウィジェット内の色を選択
『Enable Custom Device Glyph Size』: デバイスアイコンのサイズを変更&スライダーにて調整
『Enable Custom Battery Cell Size』: バッテリー残量アイコンのサイズを変更&スライダーにて調整
『Enable Custom Percentage Font Size』: バッテリー残量数値の文字サイズを変更&スライダーにて調整
『Enable padding between glyph and label』: アイコンとラベルの間隔を変更&スライダーにて調整
コメント
当方ios14.5.1で脱獄していますがSafariをios15風にカスタムする方法か、タブのグリッド表示ができるtweakは何かないでしょうか?未だ見つからなくて…
僕もさがしてる
ゔぁおん…ゔぁお〜ん….
ios14からipadスタイルのスイッチャーに変更するとスクロールした時にサムネ入りが読み込まれる仕様のtweakが多いけどこれもそうかな?
はい、挙動としてはそのようになっています。
ただ…個人的な感覚としては他の脱獄アプリよりもこの辺りが安定しているかな…と思っていたりします。
似たようなの使ってたけどウィジェットが出るし変えようかな
iPhone側からAirPodsの充電確認できるの探してたからくそ便利
…安定していますね……
これだけだとグリッド配置の自由さに欠けるからApp Switcher Controllerとコラボして使ってる