アプリのバックグラウンド動作「10分制限」を排除することが出来る『InfinityTask』のご紹介です。
iOSではアプリをバックグラウンドで動作させるときの制限時間が設定されており、それが10分です。10分経過すると自動でバックグラウンド動作が終了されてしまいます。これではちょっと不便な事もあったりします。
そこで、この10分制限を排除してくれるのが『InfinityTask』です!特にクリップボードを監視する系のアプリをご使用の場合は、かなり相性が良いと思います。
また、このメイン機能も便利なのですが、私としてはURLをコピーするとバックグラウンドでSafari・Chromeにてページを開いてくれるという動作を是非体験していただきたい!メモ帳や別アプリなどでURLをコピーするだけでSafariやChromeにてそのページを開くだけではなく、すでに読み込みまで完了してくれているという動作が素敵です。
詳細情報
InfinityTask
Price(価格): | $2.49(リリース日から3日間 $1.99セール) |
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Section(カテゴリ): | Tweaks |
Author(制作者): | r_plus |
Repo(配布元): | BigBoss(デフォルト) |
インストール
Cydiaより通常通りインストール。
Searchタブより「InfinityTask」と検索すると出てきます。
CydiaStoreより購入し、インストールを行ってください。
購入方法はこちらの記事をご覧ください。
【超便利!有料脱獄アプリを買う!「Cydia Store」の使い方!】
また、より詳しいインストール方法は下記記事をご覧ください。
【Cydia の 使い方! ~全部解説~ [JBApp]】
アプリ紹介
InfinityTaskを説明するのは少し大変です。
通常iOSにはバックグラウンドで動作するアプリを10分で終了させるという制限があります。この制限までにもう一度そのアプリを起動してしまえばまた10分からカウントとなるのですが、これではちょっと不便です。
ということで活躍してくれるのがInfinityTaskさん!
アプリ毎に10分制限を有効にするか、無制限とするかを選択することが可能で、なおかつiOSをロック状態にした際にどのくらいの秒数でバックグラウンドアプリの動作をスリープ状態とするか?という事まで設定可能になっているためバッテリー的な問題も解決出来ています。素晴らしい!
実際に活躍する場面は?
さて、実際に活躍する場所はどこなのか?という点なのですが、使い方次第で色々な場面で活躍できます。
そんな中で私的にはクリップボードを監視するアプリとの相性が最高ではないかと思います。
クリップボード監視をするアプリは、例えばコピーしたテキスト・画像などをMac・PCと同期することが出来るPastebotや、JavaScriptを使って色々と遊ぶことが出来るMyScripts等々ありますよね。
これらは基本的に裏(バックグラウンド)で動いている事が多いアプリなので、10分毎に起動し直してあげなければ連続して使うことが出来ません。それではちょっと不便です。
そこで活躍InfinityTask先生!
InfinityTaskを使ってこれらアプリの10分制限を排除し、無制限でバックグラウンドでの動作を出来る様にしてあげると、アプリ自体が終了されるまでの間ずっとクリップボードの監視機能が生き続けてくれるのです。
「10分が経過しました、使い続けるには再起動してください」なんて言われても、10分制限を排除しているので無視して使い続ける事が出来る!便利!
また、他にもバックグラウンドで動作をしてくれるアプリの10分制限を排除して大活躍という場面も多々あると思います。
ですが1つ注意点として、ネットワークに関しては通常通りの動作となりますので、切断されると動作が出来なくなるというアプリに関しては少し注意が必要です。もしバッテリーの事を気にしなくても良い状況であればPreventSleepなどを使ってネットワークが切断されないようにするという解決策もあったりします。色々試してみると面白いですね!
「OpenTabBackground++」機能が素晴らしい!
実はメインの機能である10分制限排除という機能以外に「OpenTabBackground++」という機能もあります。これもまた素晴らしい!
この機能を有効にしておくとSafariもしくはChromeが裏で動いている場合に、URLをコピーすると自動でそのページを裏で開いてくれます。更に!この機能の素晴らしい点は裏で開くだけではなく、裏で読み込みまでしてくれる点です!Safari・Chromeを開いたときにはすでに読み込みが完了しているページをすぐに見ることが可能!良い!
また、コピーしたURLをリーディングリストに登録してくれる機能もあるため、どんどんURLをコピーしてリーディングリストへ登録し、あとからネットワークが繋がっていない場所で見る!なんてことも可能です。
一覧の動作を動画で見るとこんな感じ!素晴らしい!
設定方法
細かな設定を行っていきましょう。
設定アプリ内に追加される『InfinityTask』項目から設定を行います。
InfinityTask
『Enabled』をオンにすると機能が有効となります。
『PreventSleepTime』項目ではデバイスをロック後に何秒でアプリの動作をスリープに入れるかという、秒数を設定することが出来ます。「0s」にすると即入るのでバッテリー的には嬉しいと思いますが、ネットワークを使うアプリは注意が必要です。
『InfinityTask Applications』項目より、10分制限を排除したいアプリをオンにします。設定後はアプリをスイッチャーから終了し、完全に再起動させましょう。
OpenTabBackground++
URLをコピーした際に裏で動いているブラウザアプリでそのページを開き、読み込んでくれるようになります。
『Safari』、『Chrome』に対応していますので、使いたい方をオンにしましょう。
Offline ReadingList for iOS 6+
『Add to ReadingList』をオンにすると、URLをコピーした際にそのURLをSafariのリーディングリストへ登録してくれるようになります。
Notification
『Enabled』をオンにすると上記二つの機能をオンにしている場合、URLをコピーしたときに動作の通知がバナーとして表示される様になります。
コメント
SANTAさんは、iPhone 5もテスト用とメイン用があるんですか?
1台しかありません。iOS 6.1 SHSHが発行されている間は色々と弄くり回して遊び用となっていますね!
へぇ面白いな
リアルタイムチャートなど、常時更新されるページはどうなるんだろ
このtweakは日本人が開発したみたいです
DictatorやCloak Statusもこの作者様ですね。
ありがたく使わせて頂いてます。
10分という時間での制限があることすら、この記事を見るまで知りませんでした。
アプリごとに制限を無くすかどうか決められるのは便利そうですね。
InfinityTaskいれるとiPodtouch4gで頻繁にアプリが落ちました…
InfinityTaskを入れてから、通常の10分制限どころか1分もバックグランド動作しなくなりました。
メールもメッセージも設定も全て次に立ち上げる時には落ちています。
例えば、設定App起動し少し下にスクロールし終了、App Store App起動し終了、設定App起動でトップ画面に戻っています。
InfinityTaskを削除すると正常になります。
安定動作重視でTweak系は絞り込んでおり、他のTweakは何の問題もなく正常に動作しています。
運悪く相性問題かもしれませんが、皆が最低限入れるだろうと思われるTweak+αという構成で正常に動作しないのは期待していただけに残念でなりません。
私の環境では特に問題は起こっていませんので、一度SBSettings > more > MobileSubstrate Addonsから大部分をオフにして問題が解決しないか、もしくは設定がおかしくなっていないか、という点を確認してみると良いかと思います。
上の書き込みはiPhone5(iOS6.1.1)からでiOS6.1.2に上げても現象改善しませんでした。
そもそも、起動中のAppも強制終了することもありましたが、InfinityTask削除後は強制終了することは一度もありません。
最近は、JBの中核となるMobile Substrate自体に問題があり、Tweak最小構成にせざる得なかった現状なのでMobile Substrateのアップデートで何とかまともに動作してくれることを祈っています。
iOS6.1.1JB当初はMobile Substrateは正常で、倍以上のTweak入れてても何の問題もなく安定動作してたんですよね。
が、Mobile Substrateのアップデートでロック解除してからホーム画面に出るまで3分以上掛かり、全てのAppが起動不可、ホーム画面のページ切替も1分以上掛かっていました。
で、試行錯誤してTweak最小構成にしました。
いつも参考にさせていただいています。
Infinity Taskを入れ、Datawiz(通信量を測るアプリ) をバックグラウンドで起動し続けると、
正確なデータ通信量を測れるかと思い、導入しました。
このアプリだけ常にオン?(10分制限解除?)をしています。
1
InfinityTaskにより、iphoneがスリープからロック解除した時も、
Datawizはオンなのでしょうか。(それとも、時々立ち上げなくてはいけない?)
その結果、常にこのアプリを起動し続けることになり、常時測定が可能になるでしょうか?
2
それが可能な場合、電池の減りは激しくなってしまうでしょうか?
(もちろん、自分で体感するのが良いですが、管理人様の方が知識が豊富なので、
想定もつきやすいだろうと思い、質問させていただきました)
3
また、URLをバックグランドで開く機能は、Browser changer で常にSleipnirを
使用しているのですが、SafafiとChrome以外でうまく使うことは可能でしょうか?
Datawizを使ったことがないので仕様が分からないのですが、基本的にはスリープした際には設定した時間で停止します。
InfinityTask iOS9対応版が出ていますよ。某位置情報ゲーム()がスリープ中に勝手に終了するので困っていましたが、InfinityTask を入れたら直りました。非常に快適です。