昨日Appleから今年のWWDC(Worldwide Developers Conference:ワールド ワイド デベロッパーズ カンファレンス)という開発者向けのイベント日程が発表されました。今年のWWDC 2013は米国時間2013年6月10~14日に開催されるようです。
毎年WWDCでは新しいiOSや、Mac OS Xが発表されたり、時には新型iPhoneやMacシリーズが発表されたりします。ということで、過去の日程と発表内容を振り返りつつ、今年は何を発表するのか妄想する準備でも!
過去の「WWDC」日程
WWDC | 発表、チケット販売日 (完売までの期間) |
開催日 |
---|---|---|
WWDC 2007 | 2007年3月19日 | 2007年6月11~15日 |
WWDC 2008 | 2008年03月14日 (2ヶ月) |
2008年6月9〜13日 |
WWDC 2009 | 2009年3月26日 (4週間) |
2009年6月8~12日 |
WWDC 2010 | 2010年4月28日 (8日間) |
2010年6月7~11日 |
WWDC 2011 | 2011年3月28日 (10時間) |
2011年6月6~10日 |
WWDC 2012 | 2012年4月25日 (2時間) |
2012年6月11~15日 |
WWDC 2013 | 2013年4月24日 (71秒) |
2013年6月10~14日 |
主な発表内容
WWDC 2007
-
- Mac OS X Leopard(10.5)を発表
-
- Windows版 Safari
- Apple製ブラウザであるSafariのWindows版が初めて登場
-
- iPhoneのWebアプリ対応
- 数ヶ月前に発表されていたiPhoneへ、サードパーティが参入出来るアプリとして、AJAXなどWeb 2.0技術を使用したWebアプリの対応を発表。ただし、ネイティブアプリへの参入は不可。
WWDC 2008
- Mac OS X Snow Leopard(10.6)を発表
-
- iPhone OS 2.0を発表
- AppStoreが使えるようになった初めてのOS。
-
- iPhone 3Gを発表
- 新型iPhoneを発表。3G対応となり、日本でもソフトバンクから販売が決定。この約1ヶ月後、2008年7月11日に日本を含む22地域で販売が開始されます。
-
- App Storeを発表
- Apple以外の企業や個人がアプリを開発・販売出来る様になり、消費者は初めてApple以外が作成したアプリを使用出来る様になる。約1ヶ月後、iPhone 3Gの発売と共に2008年7月10日よりサービスが開始される。
-
- MobileMeを発表
- メールや連絡先などを預けることが出来る有料のクラウドサービス。2011年に登場するiCloudの前身。
WWDC 2009
-
- Mac OS X Snow Leopard(10.6)のデベロッパープレビュー版を配布開始
- 2008年に発表されていたSnow Leopardを開発者向けにプレビュー版が配布開始。2009年8月28日に販売が開始される。
-
- iPhone OS 3.0
- 横向けキーボードに対応し、コピペ機能が搭載される。また、ボイスメモ、MMSアプリやSpotlight機能が追加された。
-
- iPhone 3GS
- 処理能力やカメラの機能強化、デジタルコンパスの搭載などの改良が行われた。また容量も、3Gの8GBと16GBから、16GBと32GBの2モデルへ変更。11日後の2009年6月19日に販売が開始される。
-
- MacBook Pro・MacBook Airのアップデート
- 見た目はアルミユニボディのまま、スペックが強化され、値下げが行われた。また、Pro ’17とAir以外にはSDカードスロットも搭載される。13インチがMacBook Proに仲間入り。
WWDC 2010
-
- iOS 4を発表
- 従来のiPhone OSから、iOSへと名前を変える。マルチタスキングや、フォルダ機能、そのほか細かな部分が多数機能強化。
-
- iPhone 4を発表
- 発表前にバーに置き忘れられていたのが発見され、デザインがバレてしまった、あれ。iPhone 3GSからデザインが刷新される。従来の4倍のピクセル数を持つRetinaディスプレイや、Appleが開発したPoP「A4」が搭載。また、3軸ジャイロスコープやLEDフラッシュ、前面カメラも搭載された。
- iMovie for iPhoneを発表
- iBooks for iPhoneを発表
- iAdを発表
- FaceTimeを発表
WWDC 2011
- Mac OS X Lion(10.7)の詳細を発表
-
- iOS 5を発表
- 通知機能が強化され、通知センター&通知バナーが搭載される。また、リマインダーやNewsstand、Twitterとの連携機能が追加。カメラアプリやゲームセンターの機能強化なども行われる。更に音声でのやりとりが可能な、Siriが搭載される。(iPhone 4S以降限定)
-
- iMessageを発表
- SMS/MMSのメッセージアプリからiMessageが使用可能に。
-
- iCloud
- 写真、連絡先、メール、カレンダーなど、あらゆるデータを複数デバイスで同期したり預けることが出来るクラウドサービス。また、iOSのバックアップも可能。MobileMeの後継サービス。
WWDC 2012
- OS X Mountain Lion(10.8)の詳細を発表
-
- iOS 6を発表
- Apple独自の地図アプリや、Passbookアプリなどが追加。Facebookの統合も行われる。更にFaceTimeが携帯回線でも使用可能になった。
-
- Apple独自の地図アプリを発表
- これまでのGoogleマップを廃止し、Apple独自のマップをiOS 6より搭載。
-
- MacBook Pro Retinaを発表
- MacBook Proのスペックをベースに、薄く・軽くなり、更にRetinaディスプレイを搭載。当初は15インチのみ。
-
- MacBook Pro、MacBook Airのアップデート
- Ivy Bridge搭載、GPU強化、USB 3.0対応などのスペックが強化される。また、MacBook Pro 17インチはアップデートされず、終了へ。
今年は、WWDC 2013 はどうなるかな!?
今年の『WWDC 2013』は米国時間6月10~14日に開催されますが、何が発表されるのか!?
まぁ確実ぽい所から言えば「iOS 7」の発表ですよね。それと「Mac OS X 10.9」の発表でしょうか。
特にiOS 7ではデザイン面で大きな変更があると噂されているので、どれほど変わるか見物ですね。また、きっと「リリースは秋ごろかなぁ~?チラチラッ」とか言うはずなので、ここで次期iPhoneがいつ頃発売かもなんとなく予想出来るかもしれませんね。
さて、噂と言えば、新デバイスは!?ということなのですが・・・
実はAppleさん、ここ数年では珍しく、今年は1月~4月(もうすぐ5月ですが)までに新しいデバイスをなにも出してないんですよね。iPad 4とiPad miniが去年の遅い時期に来たので、それも影響してそうですが。
そんなこともあって、発売日は別にして、MacやiPhone、iPad、iPod、どれが発表されてもおかしくない状況ではあるという・・・特に最近はリリース周期を無視している感が・・・【Apple Days | Apple製品の発売周期まとめ】が役に立たなくなっちゃうよ!
WWDC 2013ロゴの深読みはどうしましょう
Appleは開催するイベントのロゴにちょこっとヒントを含ませる!なんて事をよくやります。(WWDCもそうかは微妙ですが)ということで、今年のWWDC 2013のロゴはどのような深読みが出来るか!?皆さんも妄想してみましょう。
「見たままだとiPhoneの複数の色展開とかじゃない?」と言われていたりしますが、どうなることやら・・・ど・・・どうなるの・・・!?
コメント
siriは4s以降ですよー
一つずれてしまっていました!ありがとうございます!
今年のWWDCのところが米国時間で
2012年になってますが
時差でしょうか?(_ _)笑。
ち・・違う次元に・・・!
IOS7の発表はチョット気になりますよね。
もし、内容の大幅変更ならもう一台速攻で買いかな。
iOS7の脱獄が結構早く来そうな気配だから7積んだ新機種出たら4Sから乗り換えかな。
これまでのWWDCのロゴもあったら是非一緒に掲載してほしい
iOS7で脱獄したいー。
MMXⅢ ?
何が発表されるのでしょうか。楽しみです。
MMXIIIは2013という意味ですね!でも、こう書かれると深読みしたくなります・・・
あんまり期待しない方がいいですよ。
クックには何もできない。
jobsがいないとね。
iOS7発表するなら見る価値あるかも↑
iPodtouch 第5世代にiOS7を入れると遅くなると思いますか?
その部分については出てみないと何とも言えないですねぇ・・・
変更点が小さな部分だけなのか、それとも大きくがらっと変えるのかによって変わってきそうです。
iOS7の変更は賛否あるようですが、私もちょっと楽しみではあります。
私は3GSからiPhone5に機種変してかなり快適になりましたが、
今回の変更であまり重くなるのは勘弁して欲しいですね。^^;